悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2017©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

ガタカ

若干ネタバレしております。




 切なくて、美して、そして、希望を持つことの素晴らしさが物悲しく描かれている映画でした。

 評判のよい映画でしたが、なんとなく今まで観る気持ちにならなかったんですが、もっと早く観ておけばと思いました。

 主人公は、現実世界にとってはごく普通の生まれ方ですが、この映画の世界(少しだけ先の未来)においてはあまり歓迎されない生まれ方でした。そう、この世界では遺伝子操作で子供を作るのは当たり前だから。

 当然、主人公は不適正者として生きていかざるを得なくなります。遺伝子操作で生まれた弟に差を見せつけられて育ちますが、それでも、宇宙飛行士になるという夢だけは諦め切れなかったというよりかは、それが生きがい、それが主人公の力となっていったのでした。

 ある日、弟と遠泳勝負をしてはいつも負けていたのに、その日は弟に余裕を持って勝ってしまったのです。そこで、主人公は自分の夢に向かってどんな方法を使っても突き進むことにするのです。そう、止まってしまっては自らの可能性を手放してしまうことなんだ、と。

 ジュード・ロウに髪の毛があるよ〜〜って映画を観ながら叫んでしまいましたが、私が初めてジュード・ロウの存在を知ったときも、彼は髪の毛があって、イケメンというよりも、美しいという言葉が似合う俳優さんでした。それを思い出しました。

 ジュード・ロウは主人公が自分に成りすますために、血液、尿、髪の毛、あらゆるものを提供します。この世界、特に主人公が勤める「ガタカ」という宇宙関係の企業(?)は、入館にも血液チェックが必要ですし、何かあれば尿検査とか、色々と面倒なのです。

 ガタカ内で、主人公を怪しんでいた主人公の上司が殺されるという事件があり、野次馬してしまった主人公の睫毛が殺人現場付近で落ちてしまったため、警察は主人公を容疑者というよりも犯人と決め付けて追いかけるのですが、犯人はガタカの局長でした。

 殺人の理由は、主人公の上司が70年に一度のタイタンへの宇宙飛行のチャンスを潰してしまいかねないからというものでした。もしかして、局長は主人公の正体に気付きながらも(不適切者だとわかっていながらも)、主人公の才能だけを評価していたのかもしれません。

 殺人事件を捜査していた警察のお偉いさんが実は主人公の弟で、主人公は殺人の容疑からは解放されましたが、身分詐称という罪は残っていました。主人公は弟に、またもや遠泳勝負を持ちかけ、勝利します。そこで、弟も主人公が言う可能性を信じたのでしょう。主人公は身分詐称で逮捕されませんでした。

 宇宙飛行の当日、搭乗前にこれまでなかった尿検査が行われます。いつも検査していた医師も、おそらく主人公の正体を知っていたのでしょう。主人公も、ジュード・ロウの尿を用意していなかったのか、自らの尿を差し出します。そして、不適正者の表示が当然出ますが、医師もまた可能性を信じて表示を詐称します(おそらく、かなり前から主人公の正体を知っていた模様)。

 ジュード・ロウは、自ら才能のある人生を放棄(自殺未遂?)しましたが、主人公と出会ったことで再び人生を謳歌したんだと思います。主人公と一体になっていく感覚だったのかな。そして、主人公が夢を叶えたとき、ジュード・ロウの夢も叶ったんだと思います。そして、主人公が自身の身代わりとしてこれからも生きていけるように、自分の血液や尿を大量に残し、自分自身は死体が残らないように、そして廃となって主人公と同じ宇宙に行けるように(戻るように)と、炉の中で焼身自殺(この場合の自殺はネガティブな意味ではなくて、再生、再出発という意味が込められていると思います。輪廻転生というか)します。

 この映画は、結構淡々と話が進んでいきますが、ところどころでギアチェンジというか、急にちょっとだけ速度アップして、また淡々とした流れに戻るという形を取ることで、主人公とこの映画の中の世界との接点を強く印象付けようとしていたのかな、と思いました。

 この映画がきっかけで、イーサン・ホークユマ・サーマンって結婚することになったんでしたっけ。結局、イーサン・ホークの浮気が原因で離婚しちゃったんですよね。

 

ちょき

えっと、ネタバレしておりますが、話の筋というよりも世界観を楽しむ映画だと思いますので、特にネタバレを踏んでも問題ないような気がします(個人の感想ですw)。


 和歌山市内を舞台にした映画。たまたまこの映画を観たのですが、出来のいい映画とは決して言えないけど、なんか、心にどっしりと乘っかかられたようです。

 最初から、画面は単なる日常風景なだけなのに、その根底に悲しみの色みたいなものが見えてしまって、最後はバッドエンドなんだろうなって身構えてしまっていましたが、ハッピーエンドでよかったです。うん。この映画はハッピーエンドしか似合わない映画(もしくはハッピーエンドしか受け付けない映画)だったように思います。

 「ちょき」というのは、ヒロインが主人公に勝手に付けたあだ名で、ヒロイン以外はそう呼んでいません。どうして「ちょき」かというと、主人公は髪切り師で、ちょきちょきハサミを使って髪を切る人ということからです。

 主人公とヒロインの出会いは10年前、主人公が1階で美容室(と理髪店を合体させたような感じ)を営み、配偶者(物語時点では鬼籍)が2階で書道教室を開いており、ヒロインはその書道教室の生徒でした。

 ヒロインは、幼い頃から両親(母親だけ?)のDVに晒されていて、7歳(か8歳)のときに、鏡に頭からぶつけられたときに目をやられたことが原因で、今は完全に失明し、和歌山市内の盲学校に通っています。母親は現在服役中(色々やらかしているらしい)で、一年以内に仮出所するかもっていう状況です。

 物語は、ヒロインが10年振りに主人公に電話をかけたことから始まります。いや、正確には主人公のなくなった配偶者に対して電話をかけたことから始まります(ヒロインは主人公の配偶者がなくなった事実を知りませんでした)。

 最初は、お互いに懐かしさから会っていたのでしょうが、ヒロインはかなり年齢の離れた(20歳以上かな)主人公に恋してしまい、主人公もなくなった配偶者がヒロインを娘のように可愛がっていたことから、当初は恋愛対象になるとは思っていませんでしたが、周りが過剰に反応した結果、そういう対象になってしまいます。

 ヒロインが母親が出所して一緒に暮らしていくかもしれないという現実に直面したとき(しかもほぼ避けようのない選択肢かもしれないと思わされるような)、過去がフラッシュバックしてしまい、心の傷が大きく開いてしまいます。それに直面した主人公は、ヒロインをこれからも守っていく(結婚する、ですよね)という選択をします。という映画でした。

 この映画を気に入ったのは、主人公の選択が今ここからの「新しい出発」ではあるけど、今までを忘れてとかっていうのではなく、今までがあったからこその今からというスタンスで、新しく歩き始めようとするところなのかな(という風に私は捉えています)。『めぞん一刻』の主人公もこんな受け入れ方でしたっけ。

 パンフレットを買おうと思ったらなくて、レコードプレーヤーもないのにアナログレコード(LPですよ)を買ってしまいましたよ(笑)。3,500円はちょっと高いかなとは思いますけどね。映画鑑賞代金より高いじゃんって思ったんですが、昔もサントラの方が鑑賞代金よりも高かったですね。

 

世にも怪奇な物語

えっとネタバレしていますが、かなり昔の映画なので許してください。




 昔はよくテレビ放映されていて、それで観た記憶があり、正直、あまり面白くなかったという印象でした。こんなに面白かったっけというのが、改めての鑑賞後の感想です。ジェーン・フォンダは気品溢れる美しさだし、アラン・ドロンは陰のあるハンサム(イケメンではなくハンサムだw)と、テレンス・スタンプは狂気と幻想と妄想の間にいる演技がうまかったなぁとか。

 本映画は3話からなるお話なのですが、1話はなんとなく内容も場面も覚えていました。2話はアラン・ドロンが出ているところと、女性を解剖する場面程度しか覚えていませんでした。そして、3話目は全く覚えていなかったというか、初見のような感覚でした。実際、そうだったのかもしれません。テレビでしか観たこともないので、カットされていたのか、途中で観るのを止めていたのかどうか、今となっては知る由もありませんが。

 3話に共通しているのは、首飾りです。これがどうにかなることで、タイトルのように不可解というか怪奇な出来事が起こっていくのです。

 1話のお話。傲慢で周りを懐柔し思うがままにしている伯爵夫人(令嬢?)であるジェーン・フォンダは、従兄弟であるピーター・フォンダ(実際には弟だw)に惹かれるが、彼を懐柔できませんでした。彼への愛情が憎しみに比例し、部下に命令して彼の馬小屋を放火しますが、それによって彼は亡くなってしまいます。そして、一頭の制御の利かない黒馬がジェーン・フォンダの居城にやってきます。その馬とのランデブーに没頭するジェーン・フォンダ

 馬小屋の放火のあと、ジェーン・フォンダの部屋にあったタペストリーの黒馬が何故か焼け爛れてしまいました。すぐに修復の命令を出しますが、修復が難しくなかなか完成しません。ようやくタペストリーの馬の目が復元されたとき、落雷で燃える草原の中を黒馬に跨ったジェーン・フォンダが突進していきます。タペストリーの馬の目は真っ赤でした。修復した人によると、怒りによって赤くなっているのだと。

 2話のお話。アラン・ドロンは小さい頃は悪ガキでいじめを繰り返していました。そこに、アラン・ドロンと同じ名前の同じ年の子供が転入してきて、アラン・ドロンの悪事を咎めます。二人は学校を放校となり、やがて成長したアラン・ドロンは医学生となりました。

 アラン・ドロンは若い女性を仲間と共に攫って、生きたまま解剖を行おうとします。そこにまたしても、もう一人のアラン・ドロンがやってきます。少年時代は名前が同じだけでしたが、このときは容姿も全く同じでした(役者の都合でしょうw)。解剖されかかっていた若い女性は、二人のアラン・ドロンの登場にびっくりして、結局もみ合って後からきたアラン・ドロンを刺しちゃいます(女性が刺されたのかも、うろ覚えw)。

 また時が経ち、アラン・ドロンは軍人になっていました。あるパーティー会場で、BB(ブリジッド・バルドー)にバカにされてしまったアラン・ドロンはカード勝負を挑み、一晩かけてBBに勝利します。負けたBBは背中を鞭打たれますが、そこにまたもやもう一人のアラン・ドロンが登場し、カード勝負のイカサマを暴露します。イカサマをしたことで、アラン・ドロンの上司の軍人(多分)から除隊を言い渡されてしまいます。

 怒り沸騰のアラン・ドロンは、もう一人のアラン・ドロンとフェンシングで勝負しますが、負けてしまいます。もう一人のアラン・ドロンが去って行こうとしたところを後ろからナイフで刺して殺してしまいます。

 そこで何故か怖くなったアラン・ドロンは、カトリック信者でもないのに教会に駆け込み、もうすぐミサがあるからと断ろうとする神父にむりくり懺悔します。そう、これまでのお話はアラン・ドロンの懺悔の内容だったのです。懺悔が終わると教会の屋上から飛び降り自殺してしまいます。あれはアラン・ドロンドッペルゲンガーだったのでしょうか。

 3話のお話。イギリスの有名俳優となったテレンス・スタンプがイタリアに映画製作のために呼ばれます。ただ、彼はお酒のせいなのか、クスリのせいなのか、正常に世界を視ることはできていないようです。現に何故か白い服を着た少女をいつも見ています。

 映画製作者から贈られたフェラーリに乗って、イタリアの街を激走しますが、どうやらどこか分からない街に迷い込んだ模様。流石に彼も怖くなったのか、ローマに戻ろうとしますが、どう戻っていいのかも分からず。道が分断された道路で、分断先の向こうに待つ白い服を着た少女に会うためにフェラーリを最高速にして向かいますが、道路に張られた針金?によって首が切断されます。その首を白い服を着た少女は手毬として扱います。

 昔の映画の雰囲気を思い起こさせてもらいました。また、随分とお金がかかってるし、手間暇かけてるなーという印象です。

 Blu-rayになって映像も格段に美しくなったそうで、映像に訴えるような作り方をする、この映画の3話を監督した、ヴァディム、ルイ・マルフェリーニの作風を堪能するにはいい機会だと思います。

 

全日本プロレスの選手層を勝手に考えてみる

※1月15日追記。1月15日に、SUSHI選手が1月31日付をもって全日本プロレスを退団とのこと。また、他団体からのよく参戦していただいている選手記載の中で、レイパロマダブプロレス、Evolution<Evolution広島支部>)選手についての記載が抜けておりましたこと、お詫びします。

 平成29年1月1日から元スポルティーバ所属の岩本煌史選手が全日本プロレスの所属に、1月9日の「YOKOHAMA TWILIGHT BLUES vol.3」横浜ラジアントホール大会において岡田佑介選手がデビューと、徐々に所属の選手層を増やしている全日本プロレス。今回は、その選手層について勝手に考えてみたいと思います。

 思い起こせばもう1年半近く前の平成27年9月、まずは現在ノアに戻り所属になった潮崎豪選手が退団。続いて11月には取締役で当時の三冠王者だった元横綱の曙選手(あ、秋山選手に三冠を奪取されてからの退団発表だったかな)、当時の世界ジュニア王者の鈴木鼓太郎選手、年末には現在鈴木軍で活動中のノブこと金丸義信選手、平成28年に入ってすぐの十三でのすわまちおこし大会を最後にデビューして3か月だった佐藤恵一選手が退団(この日以降、諏訪魔選手もアキレス腱完全断裂で欠場)。

 もう、このときのほとんどの全日本プロレスファンは絶望を垣間見たと思うのです。佐藤選手を除いて相次いだ主力の退団。そして、当時の全日本プロレスの象徴と捉えられていた諏訪魔選手の長期欠場。今になって、「いやー、あのときは大変だったよー」と笑っては言えますけど。

 退団した選手を裏切り者だとか、恨むという気持ちは私自身は全くありません。理由は、ギャラが最初の契約から一方的に下げられてしまったというのが要因ですしね(佐藤選手以外。彼の退団理由はよくわかんない)。7月に結んだ契約を9月に下方修正で見直して、11月にはさらに下方修正で見直されるなんて、私でも退団してしまいますよ。退団した選手は、(佐藤選手以外は)プロレス界ではネームバリューもありますしね。それならフリーの方がいいだろうと考えても責められませんよ。まぁ、曙選手は取締役だったのと、その後に「王道」という団体を旗揚げしたことを考えると、ちょっとモヤりますが(笑)。

 過去はそこまでにして、現在の全日本プロレスの所属選手(専属フリーだとか言わない、そこw)は14名。かなり格好だけはついてきました。現在の所属選手は以下のとおりです。

※氏名(年齢、キャリア)、主な階級、ユニット・チーム名 平成29年2月28日基準

60代(年齢順)
渕 正信(63、42)、ヘビー級(以前はジュニアヘビー級の重鎮、現アジアタッグ王者)、全日本プロレス本隊

40代(年齢順)
秋山 準(47、24)、ヘビー級、全日本プロレス本隊(社長、はぐれ全日本)
大森 隆男(47、24)、ヘビー級、全日本プロレス本隊(取締役、Get Wild、アックスボンバーズ、ノーフィアー、ワイルドチャイルド)
諏訪魔(40、12)、ヘビー級、Evolution(Evolutionレスリング部)

30代(年齢順)
青木 篤志(39、11)、ジュニアヘビー級、Evolution(Evolutionレスリング部)
SUSHI(38、18<ただしSUSHIとしてのキャリアは4年>)、ジュニアヘビー級(以前はヘビー級)、全日本プロレス本隊 1月31日付を持って退団
ゼウス(35、10)、ヘビー級(現世界タッグ王者)、全日本プロレス本隊(ザ・ビッグガンズ、元大阪プロレス
中島 洋平(31、9)、ジュニアヘビー級全日本プロレス本隊(元沖縄プロレス

20代(年齢順)
ジェイク・リー(28、1<再デビュー後>)、ヘビー級、NEXTREAM
宮原 健斗(28、9)、ヘビー級(現三冠ヘビー級王者)、NEXTREAM(元健介オフィス
岩本 煌史(26、4)、ジュニアヘビー級全日本プロレス本隊(元スポルティーバ
岡田 佑介(23、0)、ジュニアヘビー級全日本プロレス本隊
野村 直矢(23、2)、ヘビー級、NEXTREAM
青柳 優馬(21、2)、ジュニアヘビー級、NEXTREAM

 渕選手は置いといて(笑)、年齢層も満遍なく分かれてますね、こうやって書いてみますと。ただ、年齢は30代の青木選手もゼウス選手も、プロレスデビューは遅かったため、キャリアが年齢に比べると低いのが今後どう作用していくか。まぁ、青木選手は若手に練習を教えたりしてましたし、ゼウス選手も最近はシングルプレーヤーとしても伸びてきてますしね。不安はないかな。

 ここに、以下のほぼレギュラー選手が加わります(平成29年2月以降)。

40代(年齢順)
ボディガー(48、8)、ヘビー級(現世界タッグ王者)、フリー(ザ・ビッグガンズ、元大阪プロレス
田中 稔(44、23)、ジュニアヘビー級、フリー(元新日本プロレス、元全日本プロレス、元WRESTLE-1
吉江 豊(43、22)、ヘビー級、フリー(元新日本プロレス、元無我)

30代(年齢順)
崔 領二(36、15)、ヘビー級、ランズエンド(元ZERO1
佐藤 光留(36、17)、ジュニアヘビー級パンクラスMISSION(Evolution<Evolutionレスリング部>)
ジョー・ドーリング(34、13)、ヘビー級、フリー(Evolution)
KAI(33、10)、ヘビー級(以前はジュニアヘビー級)、フリー(元WRESTLE-1

田中稔選手は2月のジュニアリーグに出場すること、KAI選手はリング上であいさつしたことから、当面はレギュラー参戦だろうと想定しております。

 これらのメンバーにプラスして、他団体から、DDT石井慧介選手(現世界ジュニア王者)、高尾蒼馬選手、入江茂弘選手、大日本プロレス関本大介選手、岡林裕二選手、神谷英慶選手、橋本大地選手、宇藤純久選手、菊田一美選手、野村卓矢選手、K-DOJOから真霜拳號選手、タンク永井選手、梶トマト選手、リアルジャパンプロレスのスーパー・タイガー選手(Evolution)、長井満也選手(DNM、グレート・タイガー)、みちのくプロレスの南野タケシ選手(DNM)、ランズエンドの不動力也選手、フリーのビリーケン・キッド選手、竹田誠志選手、丸山敦選手、石川修司選手、高岩竜一選手(DNM、5代目ブラック・タイガー)、シン・ブラック・タイガー選手(DNM、那須晃太郎選手?)、ブラック・タイガーⅦ(DNM、NOSAWA論外選手)らのほか、最近ではケンドー・カシン選手(はぐれIGF、はぐれ全日本)がよく参戦してくれます(ここに抜けてる選手の方がおられましたら、ごめんなさい)。

 また、WRESTLE-1との交流も昨年夏以降増え、大森取締役とのGet Wildで昨年末の世界最強タッグ決定リーグ戦で全勝優勝してしまった征矢学選手、土肥孝司選手、熊ゴロー選手、吉岡世起選手、黒潮“イケメン”二郎選手(現GAORA TV王者、でも怪我で欠場になっちゃったけど)らがちょくちょく参戦してくれるようになりましたし、2017年もそれが継続されたらなと思います。

 うん、かなりいい感じだなと思います。核になる所属選手、そしてサポートするレギュラー選手、準レギュラー選手、各シリーズや大会で彩や変化を添えてくれる他団体やフリーの参戦選手と、バリエーション豊富だし。これで、現在主に使用している各会場のキャパ最大でも満員と言える状況を作っていければ、と経営者のような感じで(つーか、阪神タイガースのファンの自分はオーナーだ的な感じでw)思ってみたり。

 欲を言えばキリがありませんが、所属選手だけでも興行が打てるようになり、そこに他団体やフリーの選手が、昔で言うところの外国からやって来た選手のような感じで参戦してくれるという形が理想のような気がします。そして、所属選手が増えると、昔の海外武者修行のような感じで、所属選手が他団体のシリーズに同行するとか、3か月、6か月とかの短中期的に参戦してみるとかすると、選手の視野や交流関係も広まるだろうし、いいのではないかなと思います。

 若い練習生も募集するだけではなく、逃げられないように、きちんとデビューまでできる体制を作っていかないと、未来なんてありませんからね。

ドラゴン×マッハ!

少しdisってかるかもしれませんし、少しネタバレもやっちゃってるかもしれませんが、素晴らしい映画です。




 英題は『SPL 2: A Time for Consequences』、そう、ドニーさん対サモ・ハン・キン・ポー&ウー・ジンとのバトルが凄まじかったあの名作『SPL/狼よ静かに死ね』の続編です。といっても、物語の繋がりや前作のキャラが登場しているわけではなく、雰囲気を継承っていう感じなので、前作を観ていなくても全く問題はありません。なんで続編というか、パート2みたいな形にしたんやろう。

 前作からは、全くの別キャラとなりますが、ウー・ジンとサイモン・ヤムが続投しています。主人公は、トニー・ジャーウー・ジンの二人で、その二人の視点からのお話が交互に描かれますが、どちらかというとウー・ジンの方が出番が多く(印象)、より主人公っぽいかなー。

 前作と同様に、この映画も大変素晴らしいのですが、最後のラストバトルの部分の展開に稚拙な演出があるのがかなり残念なところです。折角、凄い、素晴らしいアクションを、トニー・ジャーウー・ジン、マックス・チャンらが繰り広げ、それを映像に的確に捉えているのに、人間ドラマがアクションより上だという間違った認識が製作陣にあるのか、ラストバトルと同時進行でこういう展開もあるんですよって提示したいがために、ラストバトルを継ぎ接ぎだらけの編集にしてしまっているのが、危うく映画全体を崩壊させてしまう寸前までになってしまっていたことに気付いていないのがもどかしい。

 ラストバトルの最初に少しだけそういう場面(展開)を入れるのはいいけど、ほとんどの観客は同時進行で行われているであろう他の登場人物の動きなんてどうでもいいんですよ。ラストバトルを集中して観たいんですよ。そして、これはそういう映画でしょ。トニー・ジャーの娘がバンコク市内の公園で狼と出会う話とか、ボス兄弟の喧嘩の顛末なんて、あのラストバトルと同時進行で提示する必要は全くないんですよ。

 想像してみてください。前作でドニーさんがウー・ジンと戦うところで全く別の場面(展開)が何度も挿入されたりするところを。ドニーさんとサモ・ハンが最後の激闘をしているところで全く別の場面(展開)が何度も挿入されたりするところを。テンポも迫力も緊迫感も台無しでしょ。

 先にも書きましたが、アクションというか、バトルは素晴らしいです。刑務所内でのトニー・ジャーウー・ジンの名刺代わりの対戦から、ウー・ジン対殺し屋(これは前作のドニーさん的立場にウー・ジンがなっているという前作ファンへのサービスみたいなものでしょうか)、トニー・ジャーウー・ジン対マックス・チェンの主人公側の正々堂々と一対一で戦おうとしない卑怯なラストバトル(笑)とか。

 マックス・チェンの動きがね、強さのオーラが滲み出てるって感じがしていて、トニー・ジャーウー・ジン二人を相手にしても、全くその強さのオーラが消えないという撮り方は素晴らしいです。実際にはラスボスではなく(ラスボスはルイス・クー)、ラスボス一味の実働部隊の隊長的な役割ではあるのですが、優雅さと気品と神経質そうな感じが調和されて、静かな狂気となっているのが見ものです。また、娘のために戦うトニー・ジャー、自らの再起のために戦うウー・ジンも含めて、これぞ「狼」ということなのでしょう。

 

ドント・ブリーズ

新年早々disっていますし、ネタバレかましています。






 観ようと思っていたのと、ツイッターでの評判もよかった(←これによく騙されてるよなw)ことから、昨年中には観に行きたかったのですが、近辺では大阪ステーションシティシネマでしかやっておらず(あまり特典のない映画館なので1年以上も行ってなかったw)、正月の映画の日、2017年新年一発目の映画鑑賞作品にしようと考え、突撃してきました。

 教訓:ツイッターの評判は真に受けるな(笑)。

 これが率直な感想ではありますが、何があかんかったのか、ちょっと書いていきたいと思います。

 個人的に、悪人が最後に生き延びてしまったというのがイラつきましたね。あの女、ぶっ殺してほしかったです(物騒な表現になっていることをお詫びします)。家庭事情がどうであろうが、犯罪者は犯罪者です。加害者は加害者なんですよ。この映画においては、悪人でしかない。

 緊迫感というか、緊張感がなかったこと。登場人物も少なく、お話が展開される場所もほぼ家の中のみという限定された状況で、主人公グループ(悪人側です)と、それと戦うブラインド爺さん(迎撃側です)のどちらもちょっと詰めが甘いところがあったのが原因でしょうか。いや、主人公グループが用意周到ではなく、おちゃらけていて、覚悟もなかったという描写が、観客にとっては間抜けとしか映らなかったというのが原因でしょうね。

 ブラインド爺さんは、退役軍人で、イラク戦役のときに失明、しかも娘を金持ちのお嬢さんが運転する車に轢かれ亡くしてしまいます。ただ、その示談金として30万ドル程度受け取ったかも、ということで悪人共に目を付けられ、結果として主人公グループは強盗に入ることにしたのです。

 また、ブラインド爺さんは、お金持ちのお嬢さんを拉致して地下室に監禁し、自分の子供を産ませようとしておりました。このブラインド爺さん、自分の精子を冷凍保存してるんですよ。とまぁ、ブラインド爺さんもぶっ飛んだキャラではあります。

 最後は、主人公グループの女性だけが生き延びて、盗んだお金で幼い妹と共に住んでいたデトロイトからカリフォルニアへ移住しようとするところで終了です。死んだかと思われていたブラインド爺さんは思ったよりも軽傷だったようで、しかも警察には、主人公グループの女性の存在や(撃退した二名の男性の犯行になっていました)、お金を盗まれたことは話していません。ということは、追跡劇がパート2で行われたりするのでしょうか。

 

2016年映画館鑑賞記録総括

 2016年の映画館での鑑賞回数は130回(対前年比-60回)、鑑賞回数は125本(対前年比-58本)、鑑賞代金は154,800円(対前年比-72,100円)、交通費の合計額は40,758円となりました。1回あたりの鑑賞代金は約1,191円約(対前年比-4円)、1回あたりの交通費は314円で、映画1回鑑賞につき約1,505円かかった計算となりました。

 2016年は前年と比べ約32%の鑑賞回数の減となりました。要因として、観戦等も含めたプロレス関係の趣味が自分の中で大きな割合を占めたこと、観たいと思う映画が少なかったこと、どうしても映画を観たいという気持ちが低くなったこと、未体験ゾーンやその他のトンデモ映画とは距離を置いたこと(笑)などが挙げられます。

 今月はこの映画を観ようとリストアップしているのですが、ここ数年はそれをいかにして観るかという感じでスケジュールを立てておりましたが、今年はそれをほぼ行わず、時間が合えば観に行くってことでいいやという、ほぼ行き当たりばったりな形で映画鑑賞に臨んでおりました。観たいなぁとリストアップした映画を観れなかったときなんて、ここ数年はかなり悔しかったりしたんですが、今年に限っては仕方がないよねってあっさりと流せておりました。うん、この方が健全ですよね。

 2016年に最初に観た映画は『女系家族』をシネ・ヌーヴォで、最後に観た映画は『私の少女時代-OUR TIMES-』をシネマート心斎橋で、でした。

映画館別の鑑賞回数は以下のとおりです。

なんばパークスシネマ:26回(対前年比13回減)
シネマート心斎橋:17回(対前年比7回増)
○シネ・リーブル梅田:15回(対前年比35回減)
○TOHOシネマズなんば:13回(対前年比4回増)
○TOHOシネマズ梅田:13回(対前年比1回減)
○あべのアポロシネマ:12回(対前年比3回減)
○テアトル梅田:8回(対前年比6回減)
第七藝術劇場:5回(対前年比3回増)
シネ・ヌーヴォ:4回(対前年比2回増)
○TOHOシネマズ新宿:3回(対前年比同じ)
梅田ブルク7:2回(対前年比8回減)
○TOHOシネマズくずはモール:2回(対前年比2回減)
○立川シネマシティ:2回(対前年比1回増)
○シネマート新宿:2回(対前年比1回増)
○シアターセブン:1回(対前年比4回減)
○ヒューマントラストシネマ有楽町:1回(初)
角川シネマ新宿:1回(初)
シネマ・ジャック&ベティ:1回(初)
○吉祥寺オデヲン:1回(初)
○渋谷UPLINK:1回(初)

 今回のトップスリーは、なんばパークスシネマ、シネマート心斎橋、シネ・リーブル梅田となりました。シネマート心斎橋は、『私の少女時代-OUR TIMES-』を4回鑑賞したということが、トップスリー入りを後押しした模様。

 こうやって改めて集計してみますと、シネ・リーブル梅田での鑑賞回数がかなり減っていて、それはつまるところの未体験ゾーンを未体験のまま終わらせたということが、鑑賞回数が激減した大きな原因ではないかと思います。

 第七藝術劇場シネ・ヌーヴォは、2015年よりも鑑賞回数は増えましたが、もっと増やしていきたいですね。って、毎年これ言ってるな(苦笑)。いやー、自称シネフィルを目指しているので、こういうこれぞミニシアターっていう映画館で上映される映画も、対シネフィル対策……、げふんげふん、己の守備範囲を増やし、映画への造詣を高めるためにもっともっと観ていきたいと思います。

 映画館で複数回鑑賞した映画は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 』『私の少女時代-OUR TIMES-』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でした。『私の少女時代-OUR TIMES-』は、もうね、本当にこの映画と出会えてよかったとしか言いようがありません。

 2017年は、もう少し鑑賞本数を増やしたいなと思います。2016年はちょっと少なかったかなぁ、と。観たい映画が少なかったっていうのもありますけどね。ただ、未体験ゾーンには2016年同様に、突っ込んではいかないつもりです。あれは、もうね、上映本数も増えて、体力的にというよりも、時間的に無理です。

WRESTLE-1 12.25 大阪大会

 今年9月の後楽園ホール大会に続いて、2回目の観戦となります。WRESTLE-1としては、この大会が2016年最後の大会です。約一年前、全日本プロレスのすわまちおこし十三大会と同じ会場に来ましたが、まさかこの場所に再び訪れることになるとは。

 会場の雰囲気は、観戦したことのある全日本プロレス大日本プロレスに比べると、かなり落ち着いついてます。観客もおとなしめで、そのせいか熱気はあまり感じられませんが、満足していないということではなく、じっくりゆっくり楽しめたいという感じです。女性度は、全日本プロレス大日本プロレスよりも多いように思います。

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 大会の進行について、ショーアップとかも含め色々と工夫してやっていこうという感じで、それらがWRESTLE-1という団体の色になっています。全日本プロレス大日本プロレスの雰囲気は似ているところがあるなって思いましたが、WRESTLE-1全日本プロレスから分裂したという経緯があるわりには似てるという雰囲気は感じず、ちょっとこじゃれたって印象を持たせたいのか、全日本プロレス大日本プロレスのようなゴツゴツした印象ではなく、スマートな印象を受けました。どちらがいいとか悪いとかっていうことではありませんよ。

 現在のWRESTLE-1は、団体所属やレギュラー参戦のレスラーが、若手軍(NEWERA)とベテラン軍(連合軍)の二つに別れて大きな争いをしています。ただ、どちらのグループも、グループ内(の選手同士)でもきちんと戦いますということで、そういう試合も普通に組まれているため、イマイチそのせいで観客にとってはNEWERA対連合軍という図式の戦いにのめり込めないのかな、とも思います。今回の大会もそういう試合が幾つかあり、二つの大きな団体の戦いがあるっていうのが伝わりにくいんじゃないかのかなーと。

 試合は後半の3試合が白熱してて面白かったです。試合のリズム自体は、全日本プロレス(今のオールジャパンプロレスリングの方ね)や大日本プロレス(のストロング部門)とあまり変わらないんですよね。だから、お互いの団体にレスラーが参戦してもスポっとはまったりするのかなぁと思ったり。

 個人的には第4試合をメインにした方がよかったように思います。WRESTLE-1の最高峰のベルトの王者、次期挑戦者、最強の外様レスラー、昔風な強さを体現する選手が揃ったタッグで、現在のWRESTLE-1のトップ中のトップ同士の戦いですからねー。でも、アンディ選手が地元(尼崎市出身らしい)ということで、アンディ選手が参加する試合がメインへ。こちらの試合もメインに相応しかったんですけどね。

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 新日本プロレスのナウリーダー対ニューリーダーのときの武藤選手のポジションを思わせる、キャリア的にも年齢的にも若手の芦野選手ですが、いい動きをしてますし、強さも感じさせるという、素晴らしい選手です。もうちょっと身長があれば、とも思いますが、ないからこそ今の芦野選手になってるのかなとも思います。そして、彼が従来のユニットからも脱退せずに、そのまま連合軍に加わることで、単なる若手対ベテランの構図にはならなかったということが、今後どう左右していくのか、楽しみでもあります。

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 それから、先ほど観客というか会場には、他のプロレス団体に比べて熱気があまり感じられないといいましたが、レスラーがその空気を読んで、あまり会場に声援とか諸々のもの(コール&レスポンス)を求めるという行為(これまでのプロレスでは普通のことですが)はやめた方がいいのではないかなと思いました。レスラーも、現在の観客の雰囲気を感じ取って、新しいスタイルを提案していく必要があるのではないでしょうか。

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 でね、まぁそんなことよりもね、リングアナの櫻田愛美さんがね、ごっつきゃわゆかったんですよ。試合そっちのけで、彼女ばっかり眺めてましたね。えぇ、仕方がないことです。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

かなり上出来の映画だったとは思うのですが、ネタバレしていますし、disってもいます。



 IMAX 3Dで鑑賞してきました。なんだろう、面白いし、いい映画だとは思うのです。でも、老害的発言になってしまいますが、別にスター・ウォーズにしなくてもって思ってしまいました。旧三部作のファンが、新三部作を受け入れられなかったっていう感情は、こんな感じだったのかなー。

 期待していたドニー・イェン様というかドニーさんですが、見せ場も一箇所程度しかなく、特にドニーさんじゃなくてもいいよねっていう印象しか持てなくて……。ドニーさんファン失格ですね。もっと宇宙最強っぷりを見せてくれるのかと思っていただけに、落胆の方が大きかったです。でも、スター・ウォーズですもんね、宇宙最強っぷりは見せられないですよね……。

 X-WINGとかの飛行場面や、戦闘場面はよかったですね。技術の進歩と、それを使いこなせるようになった人の進歩のなせる技なのでしょうか。

 本編ほぼラストの、ベイダー卿の最後はちょっと本気出してみたって感じのライトセーバーで切り込んでいくところは最高でした。ここの場面だけ何度も観たい。でも、もしも、オビワンにやられなくて五体満足のままだったら、逃げ出そうとしている宇宙船ですらフォースの力で引き寄せられたんでしょうね。ハイパードライブに入っていても引き寄せられるくらいのパワーを持つようになっていたかもしれないんですよね(んなことはないかw)。そう考えると、ちょっと寂しい場面でもあります。

 ここでベイダー卿は頑張ってしまったから、デス・スター内部でのオビワンとの再戦は、老体になったオビワンに合わせたといいますか、手加減したという部分もありますが、ちょっとお疲れモードだったんでしょうね。と脳内補完することにします。

 最後の最後にレイア姫が登場するんですが、多分、キャリー・フィッシャー本人が若い頃を演じてるんですよね、あれって。CGで顔を若返らせて。そんな技術があるんやったら、主人公がアップになるたびにシワが目立っていたので、そこを消してあげるのが先だよなって友人と鑑賞後に語らってしまいました。主人公は多分23歳から25歳くらいの設定だったと思うのですが、どうみてもアラサーにしか見えなかったのは、苦労した証であるという脳内補完が必要だったのでしょうか。

 メインキャラ全滅エンドでしたが、個人的にはこれで大正解だったと思います。誰かしら生き残ってしまったら、新たなる希望の希望感がかなり下向いてしまいますから。命がけで繋いだ希望をルーク達が昇華するという展開がこのあとにあるんだって思えることで、重苦しい雰囲気はなくなってますしね。

 そうだ、全滅エンドなのに、なんか爽やかな終わり方なんですよね。ほんで、希望も勿論あるという終わり方。あとから思い返すと、うまくまとめたなって思わされました。

 ただ、いい映画ではあったと思いますが、やはり手放しで楽しめなかったっていうのは、「ジェダイという存在は、スター・ウォーズには必要なんだな。少なくともボクにとっては」ということに気付いたことが理由ですね。存在感ではなく、存在していないとっていう意味です。なので、ベイダー卿の場面だけは最高だったと思ってしまったのでしょうね。ベイダー卿の声は、ジェームズ・アール・ジョーンズだそうですが、中の人をヘイデンにやらせてみてほしかったなー。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

多分、大好きになる映画だと思いますが、disっていたりしてるかも。


 予告編から、なんとなく同じ福士蒼汰さん主演の『江ノ島プリズム』を連想し、これは自分はかなり好きになる映画なんじゃないかな、という期待を込めて、というかハードルをかなり上げてしまっての鑑賞となりました。原作は未読です。

 『江ノ島プリズム』を観終わったときと同じような感覚を、この映画でも感じました。多分、もう一回は観に行くと思いますし、どんどん好きになっていくような、そんな気がします。『江ノ島プリズム』と同様、映画製作のテクニカルな部分の低さが目につくのですが、そこをどれだけ個人的な嗜好の補正がマスキングしていくかが鍵を握っていそうです。

 映画序盤の展開は、予告編から何か秘密がある、それもおそらく「時間」というものが絡んでいるのだろう、という予測で観ていたというのもあり、なんとか耐えることができましたが、もしそういう展開ではないとしたら(知らなかったとしたら)、ギリギリ付いていけないかもっていう感触でした。うん、映画序盤は少年の心をまだ持ってるか持ってないかの試金石にしてもいいくらいだわ(笑)。

 映画製作のテクニカルの低さというのは、登場人物の演出・構成面や、設定の煮詰め方という部分で感じたものです。福士蒼汰さんと小松菜奈さんの二人の主演俳優達が、どうもキャラを掴み切れてなかったように思えるのです。それは、俳優だけではなく、演出や構成を行うスタッフも掴み切れてなかったというのが理由ではないかなと思われます。

 原作ありきなので仕方がないことですが、もう少しこの映画の世界観の設定も煮詰めておくべきだったと思います。これが土台になるので、不安定なままだと映画全体が不安定になってしまうのですが、事実そうなっちゃってましたからね。それを逆手に取ってという方法もありますが、この映画はその方法を選択していないですし、そういう映画でもないでしょうし。

 脚本はどうやらお一人で書かれているようですが、主演二人の両方の視点から書けるように、もう一人別の人と共同で書いた方がよかったように思います。時間と予算の都合(プラス大人の事情もかw)もありますが、原作者も巻き込んで、設定も含めて、原作から映画に変換するうえでの構成をはっきりとさせた方がよかったように思います。

 福士蒼汰さん演じる南山高寿側の視点の理論で世界観が構築されているので、小松菜奈さん演じる福寿愛美側の世界観がぼやけていて、構成上の意図的な部分もあるとはいえ、福寿愛美というキャラの心情があまりにも見えないというのは、映画という媒体としては少し失敗だったのではないかと感じました。

 どうして福寿愛美の家族は南山高寿側の世界に来たのかとか(一時的な旅行なのか、そういう能力は福寿愛美側の世界の人は誰でも持っているのかとかね)、南山高寿も福寿愛美側の世界に行けるようになったのかとか、説明しろとまでは思いませんが、きちんと匂わせてほしかったとは思いました。

 まぁ、でもね、南山高寿を演じる福士蒼汰さんは時間を巻き戻す能力というか時計を持ってるから、過去を大きく変えようとしなければ、何回かは30日間を繰り返せるのですよ(江ノ島プリズムと混ざってるw)。

 

全日本プロレス 2016 世界最強タッグ決定リーグ戦 12.11大阪大会

 今回は、世界最強タッグ決定リーグ戦の通過点の大会として開かれました。個人的には優勝決定戦じゃなくて残念です。昨年の優勝決定戦で全日本プロレスのファン(あ、いや、宮原健斗選手のファンに、かw)になってしまったようなもんですからねー。

 とはいえ、リユニオンゲットワイルドと社長・悪魔仮面タッグとの再戦や、世界タッグ王者のザ・ビッグガンズ対スーパーT・佐藤光留という、こういうリーグ戦とかでないとなかなか見れないような組み合わせの試合もあって、堪能しました。

 正直、昨年の観戦から一年経って、全日本プロレスだけでもあれから10回くらい生観戦しているので、慣れというものもあってか、一年前みたいに衝撃を受けるという体験は少なくなりましたが、一年前は7チームでのタッグリーグ戦だったのが、今年は6チームずつの2グループの戦タッグリーグ戦と、ほぼ倍の規模になったっていうのは、凄く感慨深いものがあります。

 注目の試合は、先に書いたもののほかに、ジェイク・リー選手VS吉江豊選手、諏訪魔・青木組VS野村・青柳組、三冠王者の宮原選手対スポルティーバの岩本選手のシングルでした。

 まずは、ジェイク選手と吉江選手のシングルから。ジェイク選手もヒザ蹴りを必殺技にした模様。名付けて、ジャイアントキリング。ヒザを必殺技に使う人が増えまくっているので、そこは工夫がほしかったところではありますが、ジェイク選手なりに磨いていってもらえればいいのかな、なんて上から目線で思っている次第です(笑)。で、今回のシングルですが、ジャイアントキリングからのバックドロップで吉江選手からスリーカウント。まだまだ試合中のもたつきはありますが、そんなこと意識せずに、巨体から繰り出す技は全て豪快な武器となって見える・映えるという利点を持っているんですから、そこに注力して、どんどんと技を仕掛けていっていただきたいものです。


 次は、グループが違うので今回のタッグリーグでは当たることのない諏訪魔・青木組VS野村・青柳組の試合の印象を。青木選手の負傷箇所(右足首あたり)を攻め立てる野村・青柳組の戦法はよかったのですが、やはり相手は百戦錬磨のツワモノなので、いつの間にかペースは諏訪魔・青木組へ。野村・青柳組も食い下がりましたが、ほんのちょっぴりあわやの場面を作り出したものの、順当という感じで諏訪魔・青木組の勝利となりました。諏訪魔選手の最後に野村選手に仕掛けたラストライドはど迫力でした。あれは返せないわ。

 野村選手、青柳選手はなんていうか、技の力強さが備わってくれば、試合運びは悪くないので、一気に化けるような気がするのですよ。なんとなく、最近はガムシャラさが戻ってきているような気がするので(試合中ずっとそれが継続しないという問題点もありますが)、どんどんと失敗を恐れず、ガンガン当たっていっていいと思います。まだそれが許されるキャリアだとは思いますので。あと、野村選手は困ったらエルボーっていう癖を治したほうがいいとも思います。

 その次は、我らが全日本プロレスの名実共に顔になった三冠王者の宮原選手と、名古屋のスポルティーバ所属ながら、拠点を先日から東京に移し、また全日本プロレスへの移籍交渉にも入ってる岩本選手との一騎討ち。終始宮原選手の余裕が垣間見られた試合でした。和田京平との絡みもきちんとこなしつつ、岩本選手の攻めも受けながらきちんと攻撃し返すという、王者としての戦いをしていたと思います。岩本選手はJr.としてこれからも戦っていくとのことで、全日本プロレスに所属となってから、どのような行動に出るのか注目です。なんとなーく、NEXTREAMに入りそうな気がします。

 ザ・ビッグガンズと、スーパーT・佐藤光留組の対戦は、スーパーT選手が道着着用で入場し、日本刀まで持参というスタイルでまずはビックリ。旗みたいなのを羽織ってるなって思ってよく見たら、寄せ書きみたいな書き込みがあって、そこに中の人の名前が! ダメだろ(笑)。総合格闘技の試合でも、中の人は日本刀を持って入場していたのを踏襲した模様(ツイッターで教えてもらい、実際に映像も確認しました)。試合は、なんとなくギクシャクしながらもペースはスーパーT・佐藤組って感じでしたが、下から三角に捉えた佐藤選手をボディガー選手が持ち上げて、コーナーからゼウス選手のラリアットというとんでもないダブルインパクトで勝負ありでした。

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 佐藤選手は、元自衛隊の青木選手とのタッグを「変態自衛隊」と勝手にネーミングしていますが、スーパーT選手の中の人も元自衛隊(らしい)なので、今回のタッグも「変態自衛隊」と呼んでも間違いではないのですが、区別するために「超変態自衛隊」と名付けてみてはどうでしょうか。

 メインは、チームワークがいいのか悪いのかわからない社長と悪魔仮面のチームと、ゲットワイルドの再戦です。前回の両国では、大森選手が秋山選手に敗れてしまいましたが、今回はその雪辱となりました。征矢選手は、埼玉県川口市でのレッスルワンの試合のあとに大阪までやってきましたが、その疲れも試合では見せず、精力的に動いていました。

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 今大会の結果で、ザ・ビッグガンズが早くも脱落決定。えって感じです。あっさり過ぎる展開ですが、これが世界タッグのベルトを巡っての激しい争いに流れていくような物語になりそうです。

 ゲットワイルドは無傷の4連勝で、あとはスーパーT・佐藤組との対戦を残すのみ。もし負けてもグループ進出決定戦とかには残れるのかな。ただ、優勝戦がある12月18日は、12時から東京・後楽園ホールにて全日本プロレスの大会、15時から千葉県山武市でのレッスルワンでの大会があり、征矢選手はまたもやダブルヘッダーなんですよね。全日本プロレスが15時に終わったとしても、インタビューや着替えとかもろもろで出発が16時頃になると、車では17時過ぎくらいには会場には着けるみたいですが、それは渋滞に巻き込まれないという前提があってなんですよね。電車ではさらに時間がかかるようで、18時頃になっちゃうんですよ。という大人の事情(笑)を考えると、ゲットワイルドの優勝はないのかなー。

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 個人的には、世界最強タッグ決定リーグ戦の優勝は、宮原選手・ジェイク選手組にしてほしいけど、ゲットワイルド優勝の方が盛り上がることは盛り上がるような気がするんですよね。はてさて、どうなりますことやら。

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私の少女時代-OUR TIMES-

こんなに心にググってきた映画は久し振りです。でも、ちょっとdisってしまっているのはご愛嬌ということで。



 全くのノーマーク映画でした。シネマート心斎橋で『俺たち文化系プロレスDDT』を観ようと思って上映時間を確認しようとしたときに、この映画のタイトルが目に入ってきました。少し気になって概要を読んでみると、同じ台湾製作の『あの頃、君を追いかけた』に続いての胸キュン映画とのこと。『あの頃、君を追いかけた』はとんでもなく素敵な映画だったので、それならDDTの映画のついでに観ようかなと思ったのでした。

 最初の方は、主人公のかなりのイタさで、これは自分には合わない映画だな、早く終わってくんないかなってことしか考えていませんでした。ただ、主人公二人の交流が本格化し始めた頃から、どんどんと映画の世界に引き込まれていきました。終盤の畳み掛けには、マジで涙腺決壊寸前まで追い詰められました(笑)。

 映画の内容としてはよくあるもので、主人公は実はちょっとかわいい系で、もう一人の主人公は過去に起きた悲劇で今は不良になってるけど、実は頭はよくて優しくて背が高くてイケメンという設定です(オマケに喧嘩も強い)。主人公が思いを寄せる相手も、実はもう一人の主人公の中学生時代の同級生で友人で、なんだかんだいって芯がある男という、これまたよくある設定。

 それで主人公同士は実はお互い好き同士なのに(そうなったのに)、そこだけはお互いに気付かない(途中から気付いていたとは思うけど)という、これがないと物語が作れないだろっていう設定もきちんと踏襲されております(笑)。

 主人公はアンディ・ラウの大ファンなのですが、アンディ・ラウ自身も登場してきます。っていうか、この映画のプロデューサーだったよ、アンディ・ラウ

 この映画の不満としては、主人公二人の現在の容姿なんですよね。似ていない。面影がない。演じた役者がダメってことじゃなくて、大事なラストの場面なんだから、もっと似た人を連れてこないとっていう意味です。

 主人公自体は、映画の冒頭で高校生時代ではない現在の容姿で出てきて、高校生時代になったときに似てないよなって思う程度だったんです、まだね。もう一人の主人公の方がね、全くの別人じゃんかって思う人選で、演出上の都合から画面上にででーんと登場するのですが、誰こいつ?状態なんですよね。主人公同士が20年近く振りくらいに再会するラストの場面なのに、折角の感動を返せよって思ってしまったことを告白します。

 この映画の一番のポイントは、似ていないアンディ・ラウのマスコットキーホルダーですよ(マジ)。

 

全日本プロレス 11.27東京・両国国技館大会

 観戦してきました。今年の2月に後楽園ホールにて両国大会のチケットを購入した動機は、正直、全日本プロレスはもう終わるんだな、最後の花火にするんだろうし見届けようかな、この時期に売り出すっていうことは資金(キャッシュ)がほしいっていうことか、そこまで追い込まれているのか、ならささやかながらな資金援助をしようという気持ちでした。まさか、2016年(まだ終わってはないけどw)の集大成と、未来へ向けての大会になるとは思ってもみませんでした。

 5時間半以上の興行となったのですが、率直な感想は「長い」という一言です。試合数が多いのもあるのですが、入場が長い選手が多かったり(とか、同じチームなのにそれぞれのテーマ曲で別に入場してきたり)、余興があったりと、集大成という意味もあり色々と詰め込みたいという気持ちはわかりますが、観客不在なやり方だったとは思います。って、こういうことを書くから、ツイッター全日本プロレスの公式アカウントからブロックを喰らうんだよ(笑)。でも、5大タイトルマッチは面白かったですし、メインで大興奮したのは間違いありません。

 観客も、メインが決着した途端、かなり帰路に着く人が多かったですし。これは、負けた諏訪魔選手のファンが多かったというよりも、帰路の交通手段の問題で帰った人が多かったのかなという感じです。また、長時間座ったままとか、席によったら大変だったと思いますし。折角のビッグマッチの締めとしては、かなり残念な状況ではありました。

 集客は、公式発表は6,522人ですが、パッと見でも5,000人くらいは入っていたのではと思います。あれだけ入るとは予想してませんでした。二階席も6割程度は入っていたように見えました。集客面では大成功だったのではないでしょうか。

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 試合については、最初の野村対決は素晴らしく、いきなりテンションが高くなりました。しかし、続く試合がそれを維持してくれなくて、お爺ちゃん介護プロレスが始まったときには、頭が痛くなりました。最近、田舎の茶番プロレスとか政治家に言われて、プロレス関係者は結構憤ったりしていたようですが、実際にこんな茶番を見せられたらね(両国は田舎じゃなくて都会だけどって、そういう問題ではないかw)、そう言いたくなる気持ちもわからんではないなってなりますよ。これもプロレスだって言い張りたいんなら、茶番という言葉は受け入れないとダメですね。

 しかも、その試合はお爺ちゃんのPWF会長が、西村選手を丸め込んでフォール勝ちするんですよ。いやいやいや、西村選手は、同じチームにいた吉江選手と組んで、次のシリーズである世界最強タッグ決定リーグ戦に出場するんですよ。そんな現役感のある選手からフォール勝ちするって、どういう筋書きを作ってるんだよ(翌日の愚連隊興行でも同じくフォール負けしたようです)。

 PWF会長は今まで全日本プロレスに多大な貢献をしてきたことは事実だし、それを否定する気もありませんが、だからといってこの待遇はないでしょ。昔からこういうのってプロレスにはあるけど、それが大嫌いだったというのもありますが、こういうことをやってるから人気がなくなっていったんじゃないの?って思います。確かに、こういうのを受け入れるファンがいることも事実ですが、そういうファンだけが残った結果が、人気のないジャンルになってしまった一因でもあるんじゃないでしょうか。

 そういう茶番試合を見せられてかなりブルーな気持ちになりましたが、次のNEXTREAM対最強外敵軍団との6人タッグ戦や、ゲットワイルド復活試合で持ち直しはしました。そして、前述のように5大タイトルマッチは面白く、結果的には大満足な興行でした。なんか書いてるのを読むとそうじゃないだろと思われそうですが、大満足してますよ(笑)。

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 GAORA TV王座、世界Jr.王座、アジアタッグ王座、世界タッグ王座と、メインの三冠戦の前に行われたタイトルマッチが全て王座移動という結果に。いやー、これ、三冠も移動なんかなってビクビクして観戦してましたよ。途中、諏訪魔選手の反則攻撃で宮原選手は動けなくなるし。なんかマジっぽいアクシデントのような気がしました。ただ、そこからまた挽回するという、とんでもないタフネスぶりも発揮してました。諏訪魔選手は化け物とよく言われますが、宮原選手も化け物ですよ。そして最後は、宮原選手の必殺技であるシャットダウン式ジャーマンスープレックホールドで、諏訪魔選手からスリーカウント。シングル対決では、5戦目にして初勝利となりました。

 ここでボクは個人的に爆発ならず暴発してしまって、健斗コールを連発し、全開クラップをしてしまいました。周りの方々に大変ご迷惑をお掛けしたかもしれません。この場を借りてお詫びします。すみませんでした。

 最後の締めは、諏訪魔選手の攻撃が凄かったのか、なかなかリングから降りないPWF会長にペースを乱されたのか、ちょっと宮原選手がしんどそうで、スタミナお化けな彼を見慣れた目には珍しかったです。まー、ビッグマッチのメインイベントというだけではなく、全日本プロレスの顔を決めるという位置付けにしていたし、これからの全日本プロレスを占うという試合でもあったので、試合だけではなく、そういった諸々の環境も含めてかなりのプレッシャーとなり消耗していたのかな、と思いました。

 そんな感じで、ツイッターでのブロック事件から急激に全日本プロレスへの熱が冷めかけましたが、この両国大会で、そして宮原選手の試合から、もう少し全日本プロレスのファンでいたいなと思いました。全日本プロレスの関係者からすると、文句も言うボクのような奴はとっととファンを辞めろって言われそうですが、もう少しファンとして見続けたいと思いますので、ご容赦ください。

 あ、そうそう、来年、2017年8月27日も両国国技館で大会を行うとのこと。本当に一年前の潰れるんだろうなっていう空気を払拭しましたね。

宮原健斗選手のこと

 全日本プロレスの公式ツイッターアカウントにブロックされたことを未だに根に持っている、元一ファンです(笑)。

 

 もうすぐ、全日本プロレス今年最大のビッグイベント、両国大会が開かれます。9ヶ月ほど前にチケットを買ってしまっているので観戦には行きますが、正直、心の中での盛り上がりは大きくなりません。余程ブロックされたのが堪えたのかな。

 

 ボクがプロレスを、特に全日本プロレスを、ですが、再び意識的に観戦するようになった理由は、全日本プロレスの雰囲気的なものも大きかったのですが、かなり引っ掛かったレスラーがいたのも要因です。それが、宮原健斗選手なんです。

 

 彼のことは知っていましたし(有名な健介オフィス出身ですし)、試合も観たことはありました。ただ、印象には全く残っていなかったのです、それまでは。

 

 去年、初めて後楽園ホールで観戦したとき、あれっ、宮原健斗ってこんなにいい雰囲気を出してたレスラーだったっけ?と思いました。それから、全日本プロレスが気になって(色々と騒動もあったしねw)チェックしていたら、宮原健斗という名前がどんどんと脳裏に刻まれていきました。そして、世界最強タッグリーグ決定戦に突入し、その優勝決定戦を目の前で生観戦したとき、ボクはもう宮原健斗選手のファンになっていました。これほど一人の選手のファンになるのは、プロレスを最初に観戦しだした頃に天龍源一郎元選手のファンになって以来です。

 

彼の何が、どこが気に入ったのだろう。

◯無尽蔵のスタミナ。スタミナお化け。

◯技の受けっぷりが凄いし、うまい。

◯攻守の切り替えが速い。

◯技が的確。

◯なんだかんだいってオールラウンダー。

ジャーマンスープレックスホールド系が決め技。

◯艶気がある。

◯雰囲気イケメンw

こうやって上げていくと、天龍源一郎元選手に似ているなと思いました。天龍氏もあの体型でジャーマンやったり、雰囲気イケメンですしねw

 

 11月27日の両国大会、宮原健斗選手は全日本プロレスのフラッグシップタイトルである三冠ヘビー級選手権者(王者)として、全日本プロレスの強さの象徴である諏訪魔選手を挑戦者に迎えて、メインイベントで激突します。宮原健斗選手が今年唯一のビッグイベントの最後の試合に、選手としては最後に入場します。そして、選手として最後に退場できるのかどうか。これで、ボクは今後の全日本プロレスの運命は決まると思います。

 

 贔屓目なだけですが、宮原健斗選手が勝利しないと、全日本プロレスのいい方向での未来はないでしょう。去年の今頃のもうダメだよねという空気感から、いい方向に変わる道筋ができた全日本プロレス。そうしたのは、勿論全日本プロレス所属(あ、専属フリーだったw)の選手や参戦選手、社員・従業員、関係者、スポンサーの力はありますが、それらを引き寄せ、まとめ、エネルギーに変えて道を作ったのは宮原健斗選手です。

 

 宮原健斗選手は、全日本プロレスの顔は誰なのかを賭けて諏訪魔選手と対戦するとのことです。宮原健斗選手が防衛すると、もう防衛するうえでの対戦相手がいないので、諏訪魔選手の勝利だろうという考え方もあります。ただ、この前の王道Tの一回戦で負けているのもあり、彼もここでシングル二連敗となると、今まで切り拓いてきた道が閉ざされてしまうのです。背水の陣なのは、実はお互い様な状況なのです。

 

 なんか、こう書いていたら興奮してきたな(笑)。とにかく、先ずは素晴らしい試合を観せてほしいですし、宮原健斗、諏訪魔、この二人の選手ならそんなハードルは楽々クリアしてくるでしょう。そして、全日本プロレスのファンになってよかった(あ、ボクは元ファンだけどw)、この試合を観にきてよかった、そう思わせてほしい。その上で宮原健斗選手がベルト防衛してくれるのなら、もう一度全日本プロレスのファンになってもいいですよ(マジ)。

 

 で、お前は一体何を言いたいんだって問われれば、こう答えますね。「最高!」って。

誰のせいでもない

ネタバレっぽくなっていますし、disってもいます。




 監督がヴィム・ヴェンダーズですが、だから面白いのかと言われると、そうではありませんでした。はっきり言って駄作です。映像美はよかったです。何故か3Dでも上映していたので3Dで鑑賞しましたが、3Dになると画面が暗くなる普通の映画館では、3Dは避けた方が無難だと思います。

 ある冬の日、主人公は地元の幼い子供を、不注意も重なって車で轢いて殺してしまいます。事故として処理はされていますが、主人公や周りの人達は心に傷やわだかまりを抱えてしまいます。しかし、主人公だけはそれをバネにし執筆活動に活かし、受賞もし、お金持ちになり、子供なんてほしくないなんて言ってたわりには配偶者の連れ子の娘を溺愛し、突発的な事故を目の前にしても冷静に行動するような人物になっちゃいました。

 要するに、主人公だけが早く過去の事件から適度に距離を置くことができましたというお話です。うん、間違ってないと思うぞ(笑)。はっきり言って、何でこういう映画を作ったのかイミフですわ。

 この映画は11年という時の流れが経過するのですが、特に主人公達の容姿が劇的に変化するわけでもなく、しかも、2年後、2年後、4年後、2年後みたいな感じで(ここはうろ覚え)、どこからカウントして2年後なのかとか、最初はマジでわかんなかったよ。

 事故で息子を失ったシングルマザー役をシャルロット・ゲーンズブールが演じているのですが(昔ファンでした)、本が大好きで、事故当日ももっと子供達に注力していればと言うわりには、事故から数日後でも、子供は外でほったらかしで自分は本を読んでるだけ。

 事故当時の主人公の彼女も、11年後くらいにコンサートホールで再開して、突然キレ出すし。マジで謎。

 主人公の配偶者も、遊園地で事故があって、主人公が冷静な対応をしたことを非難するし。流石に劇中で主人公もナンデヤネンってツッコミ入れてたけど(笑)。

 全部が全部こういうキャラの描き方で、何をしたいのかがさっぱり。とにかく、映画の中の登場人物が、別宇宙の人のように思えました。あ、ヴェンダーズ・ユニバースという括りなのか。