悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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ブラッドレイン 血塗られた第三帝国

※若干のネタバレをかましていますので、ご注意ください。



まさか、パート3まで作られるとは。しかも、またもやボル様の手によって(まぁ、彼以外は手がけないでしょうけどね)。

一作目は映画館で観ましたし、DVDもゲットしました。二作目はDVDスルー(大阪ではそうだったと思います)だったので、DVDのみゲット。そして、この三作目は、なんと一週間限定ではありますが、一作目と同様に映画館で公開されたので観に行ってきました。えぇ、DVDも事前に手元に届いていたにも関わらず、ですよ(泣)。

一作目なんて、主演のクリスタナ・ローケンをはじめ、マイケル・マドセンミシェル・ロドリゲスウド・キアー、ミート・ローフマイケル・パレの他に、アカデミー賞にもノミネートされたことのあるベン・キングズレービリー・ゼインが出ているんですよ。なんですか、この無駄に豪華な出演陣は。しかも、業火の会なんていう結社まであるし。あ、はい、ギャグのつもりでしたが、滑りましたね。

それでも、一作目はボル様の手腕が炸裂して、しょーもない出来でした。二作目は、クリスタナ・ローケンがもう出たくないと言ったのか、予算の都合なのかわかりませんが、主役交代となりまして、クリスタナ・ローケンとは全くイメージの違う人になっていて、物語自体は一作目よりも面白かったのですが(正確には「マシ」になっていた、です)、所詮ボル様、しかも交代した主役の人のスタイルがうーんなので、しょーもない出来を華麗に維持しておりました。

それなのに、三作目が作られたと知って小躍りする僕って、どんだけボル様に洗脳されているのだろう。ボル苦行ですよ。

映画自体は二年くらい前に作られてて、既に予告編を何度か観てたんですが、おっ、今度の敵は定番のナチスで、結構面白そうじゃん、スケールも大きくなってんじゃないの?なんて思って、早く観たい、DVDスルーでいいから出してくれって思ってたんですよ。あの時の興奮って、一体何だったんだろう。ちなみに、ボル様が監督だったかどうか忘れましたが、主役の女性を太った人に変えたパロディ版もあります。それも観たいんですけどねー(←懲りてない奴)。

マイケル・パレは一作目から連続して出演しているのですが、全て違う役です。一作目はゲスト扱いで鍛冶屋の親父、二作目は吸血鬼ハンター役で結構出てます。この三作目では、な、なんとラスボスですよ。順調なステップアップです。つか、マイケル・パレとは最後まで気付かなかったっす……。『ストリート・オブ・ファイヤー』のあのかっちょえぇマイケル・パレは何処へ……。

いつも通り、アクション撮るのは下手だし、中弛みしまくるし、話の展開は滅茶苦茶だし、無意味なシーンはあるしで、もうボル様最低!(←褒め言葉です)としか言えない出来映えです、今回も。

ナチスっていつも悪役ですが、宇宙人と戦ったり、ゾンビと戦ったり、吸血鬼と戦ったり、未知の生物を作ったり、世界を征服しようとしたり(あ、これは事実か)、と何かと経験値だけは豊富になってませんでしょうか。

主役は二作目から継続して同じ役者さんですが、もっと動ける役者さんに変えた方がいいと思いますよ。合ってないと思います。頑張って演じてられてるのはわかりますが。

映画の内容に触れてないですよね。まぁ、いいでしょ、別に触れなくても。と思ったんですが、流石に映画の感想としては拙いかなと思い直しましたので、ちょっと気になったところを。マイケル・パレがダムフィア(ダンピール、吸血鬼と人間の間の子供、吸血鬼ハンターDと同じですね)の血によって吸血鬼化するのはいいんですが、奴もダムフィアなんですかね。日光をフードで隠す程度の遮断で耐えてるし。最後は、明け方とはいえ、普通に外に出てるし。その割りには、吸血鬼化させた奴らは日光で燃えてしまうし。まぁ、ボル様は何も考えてないんでしょうけどね。

なんとなく、四作目も作りそうな感じなんだけど、楽しみにしております。次の舞台はアフガニスタンとか南アフリカとかかな。いやいや、時代を逆行して、恐竜型吸血鬼が出てくるとか(それはない)。

 

 

あった、あった、これこれ。