※ちょっとだけネタバレしてます。
当初は観る予定はなかったのですが、映画の日でスケジュールが合うのがこの映画しかなかったのと、3D好きだし、内容も好きな部類かなぁと思って観てきました。予告編からは、微かな地雷臭はしてたんで、ちょっと及び腰ではあったんですけどね。
『火星のプリンセス』という小説が原作(原作はシリーズもので、原作者はターザンも書いています)で、元アメリカ南部軍の資産家ジョン・カーターが、何故か火星に飛ばされて、そこで猪突猛進に戦いまくるという映画です。
主演の人は『バトルシップ』と同じ俳優さんで、キャラクター造形もなんとなく似ていますし、映画の方向性も似ているような気がしたので、なんか、『バトルシップ』が時折オーバーラップしながら観ていました。どちらの映画も、ラストは、主人公が猪突猛進キャラに似つかわしくない策を講じて解決してますしね。3Dの効果はあんましなかったかなぁ。
北米では散々な成績だったということで、日本でも報道されたりしていましたが、内容は可もなく不可もなくといった程度で、普通に気軽に楽しめる娯楽映画だったと思います。ただ、アピール出来るような武器がなかったようにも思います。『バトルシップ』ほど突き抜けてなかったですし。それが、北米での惨敗に繋がったのかどうかわかりませんが。
結構続編というか、原作もシリーズものなので、そられの映画化も視野に入れてるような作りに思えましたが、北米で惨敗したってことは当分というか、同じ製作陣や俳優陣では作られないでしょうねぇ。ただ、これ1本でもきちんと物語を完結させているのは好感が持てるところです。