悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

※少しのネタバレと少しのdis要素を織り込んで感想を書いてみました。



中国版シャーロック・ホームズっていう宣伝ですが、中国版というよりも、社長版ホームズをかなーり意識した映画でした。犯人は誰かという謎解き要素も入れてはいますが、あくまでも要素であり、それが主軸ではなく、アンディ・ラウをとことん堪能しましょう、っていうのが主軸なので、明らかに社長版ホームズを狙っているなと思いました。ただ、ワトソンの立場にいる人がいないので(一応奴なんかなぁ)、ちょっと寂しいかも(笑)。

観た映画館の方の問題かもしれませんが、背景(セット)の安っぽいCG臭さが足を引っ張っていたように思います。でかい大仏が出て来て、それもこの映画の売りの一つなのですが、どうもチープっていうか。内装(のセット)はいいのになぁー。勿体ない。なので、あの大仏が倒壊しちゃう場面も、迫力があんましないんですよねー。

アクションもそこそこあって楽しめますが、これといった強敵が出て来ないのと、主人公グループの強さも相対的にも絶対的にも描写が弱いので、終盤に主人公グループが殺されていくっていう展開はよかったのですが、余り活きてなかったですね。無駄死にしてるなって思いました。あっけなさ過ぎるというかね。

犯人は誰かっていう謎解き要素も、いきなりこいつが犯人だろっていうオーラ丸出しの人を出してくるあたりで、制作側はその要素に頼る意図はなかったんでしょうが、アンディ・ラウの聡明さを出すには、もうちょっとその要素が必要だったかな。アンディ・ラウの凄さっていう部分の描写も物足りなかったですね。てか、あの犯人役の俳優さん、怪しいオーラ出し過ぎだよ。誰でもあんたが犯人だろ、って気付くだろ。あ、若干一名気付いてましたね。

最後も、初の女帝候補の人がラスボス(ある意味ラスボスですが)っていう方が、史実に忠実ではなかったとしても、燃える展開になったような気がするんですけどねー。あの終わり方じゃ、アンディ・ラウと熟女女帝の恋物語みたいじゃないですか。あの熟女女帝、何気に強そうだったし。

人によったら、丸っきり社長版ホームズじゃねーかよ、って憤るかもしれませんが、あちらよりもアクションが多めなので、より頭を空っぽにして楽しめると思います。って、一応ミステリーものだろうに、頭を空っぽにして楽しめるっていうどういうことやねん(爆)。僕は、あちらも大好きなので、楽しめました。