※ネタバレはおろか、disりまくってます。
これまた、予告編を観ていて、おー、格闘アクション全開じゃんかー、面白そうっ、て思って、うきうきらんらんと公開初日に観に行ったんですが、かなりいらん期待をしてしまっていたのが悪かったのか、しょーもなかったです。これなら、通常公開じゃなくて、地雷シリーズ(別名:未体験ゾーンの映画たち)の枠で公開した方がまだ諦めがついたんじゃないかな、と。
設定とか説明(状況かな)を端折り過ぎてて、いきなり急展開させるものだから、なんか付いていけなかったんですよね。で、それでもアクションが凄かったらまだ楽しめるんだけど、それも撮り方が悪いのか、つまんなかったし。テンポがいいわけでもなかったし。
ちょっとダラけても、ある程度の説明というか状況の描写は必要かな、なんて思いました。いつもは、そういうのがあればdisってるけど(汗)。
誰が生き残るのかわからへんっていう展開は唯一よかったところでしょうか。マギーQって、いつ見ても高島礼子に似てるよなぁって思ってたら、あっさりと殺されるし。あ、主人公は生き残るっていうのはわかってましたけどね(それはしゃーない)。
公式サイトに相関図とか、誰が誰に殺されるとかっていうネタバレが書いてあって、それっていいのかよって思ったんですが、そういう説明を入れておかないと理解出来ないだろうっていう、配給会社の判断だったんでしょうねー。
米大統領が変わることで、それまでの政府の秘密が破棄されることを是と思わなくて(秘密の破棄方法は、スパイチームの地下基地にある資料庫に設置されてるナパーム爆弾でドカンとします)、スパイチームの統括者である悪魔さん(コードネームです)と人事部のおばさんの計略で、これまでの秘密を保存したディスクを盗み出す為と、自分達の尊厳を守る為に、全容を知ってるスパイチームを同士討ちで全滅させて、その混乱を利用して主人公にディスクを持ち出させるというものでしたが、ディスクの持ち出しはもっと簡単に出来るような気がするけど、そこは突っ込んではいけないポイントですよね。うんうん。
主人公は人事部のおばさんの息子なんかな。最後の電話で、人事部のおばさんが息子って言ってたような。聞き間違いかな。主人公も猫被っていて、弱い振りしてスパイチームの一員となっていた昔の恋人を利用し、利用終了後はあっさりと殺すっていうのもよかったかな。オチはこれでよかったとは思うんだけど、予想範囲内だから、過程の描き方がしっかりしてないとねー。オチ一発でうわーってさせるものでもなかったですしね。
あ、そうだ、この映画って、前編を観てない状態で後編を観ちゃったって感じだ。