悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

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ヴィダル・サスーン

髪型(というかオシャレ)にあんまし拘りはないのですが、予告編を観て面白そうだなと思ったので観に行ってきました。

ヴィダル・サスーンっていう呼称は、恥ずかしながら、この映画の予告編を観るまでは人名だとは知らずに、シャンプーとかのブランド名だと思ってました。実際、使ってましたしね……。

映画は、主にヴィダル・サスーン氏の、美容業界に起こした革命的な思考と技術の融合への賞賛を主軸として展開していきます。見慣れた髪型が、実は彼が生み出したものなのかと感嘆しました。

始まり方は、ドキュメンタリー映画には珍しくシャレオツな感じで(僕が知らないだけかもしんないですが)、普段はこういう露骨なシャレオツ演出には拒否反応が出たりするんですが、何故か今回はそれで映画にどっぷりと引き込まれてしまいました。

ヴィダル・サスーン氏が色々と多彩な活動をされていたことも知りました。テレビの司会とかもやられていたとは。しかも、健康オタクだったとは。

中だるみというか、中盤以降、ヴィダル・サスーン氏の人物像に焦点を絞っていくのか、歴史(足跡)に焦点を絞っていくのかが少し曖昧になってきた部分は残念でした。個人的には、もう少し技術面にも突っ込んで欲しかった(カット場面を映像でもっと観たかった)なぁと思いました。

ヴィダル・サスーン氏の影響って、今の時代にも色濃く残っているようですが、彼が旧体制を変革した代償に手に入れたデファクトスタンダードを、今度は誰が、どんな風に変革するのだろうかという興味を抱きました。

※日本公開の少し前に、残念ながらヴィダル・サスーン氏はお亡くなりになられました。R.I.P.