※ネタバレしてますけど、昔の映画だからいいですよね。
昔はテレビでもよく放映されていた映画ですが、僕がテレビを観なくなったっていうのもあるかもですが、ここ何年も観ていなくて、久々に観たいなぁって思った時に、なんとデジタルリマスターでのDVD発売ということで(因果ですな)、何故か某密林でポチっていました。
改めて観ると、ところどころ勘違いして憶えていました。ダムダム弾作るところって、僕はショットガンの弾だとばかり記憶してたんですが、実際は普通のピストルの弾だったり。トップクレジットが、フルチ様の『地獄の門』に出ていたおっさんだったり。主人公のロバート・ギンティは三番目のクレジットでした(まぁ、クレジットの順番はギャラとか色々ありますからねー)。
最初のベトナム戦争の描写は、こんな場面あったかなって思いました。テレビとかやったらカットされてたんかなぁ。ちょっと残酷場面もありますし。ここが一番、お金と労力をかけていそうってところもなんだかなぁ(笑)。
意外とダレることなく、テンポよく、というか、思い切り良く展開を端折っているので面食らうことはありますが、展開自体は単純なので、置いていかれるということはないので安心出来ます。この映画を観てもそうなのですが、映画に一番大事なのはテンポなのかなぁと思いました。いかに観客を映画のリズムに乗せるか、っていうのが飽きさせない要素なのかなぁ。
殺しの場面もあんまし直接描写はしてないんですよね、残酷な場面は。人間ミンチとか。ありきたりの銃で撃つとか、丸焦げになった後の人体とかは描写してますけど。
処刑の仕方が杜撰過ぎたり(と思ったら、証拠隠蔽しようとしたり。もっとほかにもしろよ)、いつから処刑人になんてなろうとしてん、とか、ツッコミどころは満載ですが、それをツッコミながら楽しむ映画だと思いますので、無問題です。
最後も、解決してないじゃん、って終わり方なんですが、まぁ、これはこれで味があっていいかもです。一応続編があるのですが、それはほんまに記憶にないなぁ。観たことないかもなので、観たいなぁ。