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悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

いわさき ちひろ 〜27歳の旅立ち〜

いわさきちひろさんのことも、彼女が描かれた絵のことも全く知らないのですが、予告編を観て、これは癒される映画かなと思ったのでした。実際には、癒されるというよりかは、ほっこりとした気持ちになれました。凄くいい映画だったと思います。丁寧に作られているのも好印象です。

いわさきちひろという人物の一生のさわりを語っていて、いわさきちひろさんのファンの方にとっては物足りないと思われるかもしれませんが、僕のように知らない人にとっては、いわさきちひろという人物を知るきっかけになるものだと思いますし、映画は、恐らくそれをメインテーマとして作られたんじゃないかなぁと思います。

一番びっくりしたのはですね、黒柳徹子さんがインタビューを受けているのですが(彼女は、いわさきちひろさんの東京にある美術館の館長をされているようです)、こんな真面目な徹子(敢えて呼び捨て)を観ることが出来るなんて、というところですね。なんだよ、真面目なキャラも持ってるんじゃねーかよ(おいおい)。

この映画を観て思ったことは、自分の意志を貫くことの大切さと、その苦しさ、難しさです。時代によって影響されるのは人生として仕方がない部分はありますが、自分の意志をきちんと持って、認識して、行動に移すことがどれだけ大変なことかを痛感しました。

今の時代でもそれを実行するのって大変なのに、昔の、更に今よりも女性のやりたいことが制限されていたような時代に実行し且つ、結果を残したいわさきちひろさんは素敵だなぁと。

観ている間に、何故か『ヴィダル・サスーン』の映画のことを思い出したんですよねー。人物に焦点を当てたドキュメンタリーっていうことくらいしか似ていないのに。人物を扱った映画として、今年公開された『ヴィダル・サスーン』も大変面白かったのですが、ヴィダル・サスーン氏本人の影響もあるとは思うのですが(映画製作時はご存命でした)、あちらの映画はかなりスタイリッシュな雰囲気でしたが、こちらの映画はちょっとおセンチな感じがしました。

実は、徹子(敢えて呼び捨て)が登場する度に、映画をぶち壊す何かをやってくれるんじゃないかとか、タマネギ頭から何を取り出すつもりなんだって、どきどきわくわくしながら観てたんですけどね(違)。つか、前髪ぱっつんだったのに、右目の上の部分がまっすぐじゃなかったのが一番印象に残りました。