悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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後頭部問題

大抵の映画館では、映画の上映前に、「ぺちゃくちゃ喋んなよ」とか「携帯電話とかスマフォの電源切れよ」とか「前の座席を蹴るなよ、ボケ」とか「大きな音を出して飲食するなよ、べいべー」とかのマナーを守るお願いをしてますが、要するにマナーをお互いに守り合って、観客全員が映画に集中出来るような環境を作りましょうっていうことですよね。

昔から思っていたのですが、マナーを啓発するのに、なんで前の座席の後頭部問題を取り上げないのかということです。お金払って、他人の後頭部を観に行ってるわけじゃないですからね。それに配慮した座席システムを取り入れている映画館はいいのですが、そうじゃない映画館が圧倒的多数ですから。他人の後頭部を観ないとあかんねんやったら、その分返金して欲しいわって思います。マジで。

後頭部がスクリーンにチラチラすると、僕はもう集中出来なくなるんですよね。イライラするんですよ。もっと頭を沈めろっていう呪詛で、僕の頭の中と心の中が支配されてしまうのです。

だから、最前列で観ることが多くなります、必然的に。そこが観易ければいいのですが、見上げないといけない映画館も多くて、首が痛くなるんですよね……。

こういう問題は、観客同士に任せると絶対にトラブルになります。現に、僕は何度も注意(敢えて「注意」と書きます。こんな配慮は出来て当たり前だからです)したことがありますが、大抵相手は怒るか、何を言われているのかわからないって顔をしますもんね。怒るのは老害が多いですけどね。ええ歳こいてて、そんなことくらい、言われんでも出来るように歳食っとけよ。

身体的なことも絡むので、センシティブなものだし、マナー啓発し辛いっていうのもあるとは思います。しかし、今は映画制作会社、映画館、観客、それぞれがいい環境を作って、より多くの人が映画を快適に観ることが出来る環境を一丸となって作っていかないといけない時代になっていると思いますので、是非、映画泥棒だけじゃなくて、後頭部問題にも真剣に取り組んで頂きたいのです。

ほんまに昔からこの問題は置き去りにされてるんだよなー。僕が気にし過ぎってことなのかな。でも、それでも他人の後頭部を観るのに、お金は払いたくないです。