悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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ピラミッド 5000年の嘘

※ネタバレしてます。


最近、ドキュメンタリー好きな気持ちが再熱してきたのか、ドキュメンタリー映画を観たいという気持ちが昂っていたのと、ピラミッドやスフィンクスを実際に見たいなぁとも思っていたので、二つが合わさった映画がこの時期に公開されるというのは、観なければいけないという運命なのか(偶然だよ)ということで、その勢いに任せて観てきました。


幻想的なドキュメンタリーかなと思っていたのですが、ドキュメンタリーなのかモキュメンタリーなのかわからないような、昔の川口浩探検隊みたいノリの映画でした。個人的には、このノリは大好きであり、面白く楽しく鑑賞出来ました。


モキュメンタリーと感じたのは、終盤まで、かなり客観的な視点でピラミッドの謎に切り込んだフリをしていたのに、終盤には、突飛に真実はこうだったのですと、ドキュメンタリーの枠を飛び出たかのような演出、展開をしたからです(そう感じました)。


原題が『THE REVELATION OF THE PYRAMIDS』で、日本語に訳すと(というか、グーグル大先生に翻訳をお願いすると)、ピラミッドの啓示とか、ピラミッドのお告げとかいう意味ですので、それがわかっていれば、この展開にも納得は出来るのですが。いや、まぁ、うまい邦題を付けたなぁとも思います。原題って、いきなりネタバレですよね。


ピラミッドの建立については、今も諸説がある模様で、どれが事実なのかはわからないというのが本当のところなのでしょう。この映画が、一応真実としていることも、劇中でもある学者が述べているように、こじつけであるとか、結果を導く為に都合のよい解釈をしているというような批判もあるようです。


個人的にはなるほどなぁとは思いつつも、劇中で提示される証拠や理論を正確に認識出来ない自分の頭の悪さに辟易しました。数字、苦手なんですよ。数式ってなんですか。パイとか、食べ物じゃないですよね……。


僕が観たのは吹き替え版なのですが、ほかに日本語吹き替え版というのがあるようで、最初は意味がわかりませんでしたが、吹き替え版は通常の日本語での吹き替えで、日本語吹き替え版というのは、有名な声優さんによる吹き替えのようです。つーか、この映画で吹き替えにそんなにお金使う必要なんてないような気がしますが……。つか、元々の言語のナレーションで観たかったなぁ。例え、意味がわからなくなっても。吹き替えの構成も、川口浩探検隊を意識していたような気がするし。