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悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 R18バージョン

ネタバレしてます。かなり悪意を持ってdisっています。憎悪です。


一作目、二作目は駄作にしかなってなかったけど、今回はかの「蝕」が描かれるということで、これまでのことは忘却の彼方においやって、もう観るしかないでしょうってことで、公開日に突撃してきました。しかも、公開直前になって、R18バージョンもある(というか、本来はこのバージョンだったらしい)という情報を入手し、大阪では梅田ブルク7でレイトショーでしか上映しないということで、期待値が上がり過ぎてしまったのか、興奮したまま映画鑑賞に臨んでしまいました。

公開日で、映画の日で、R18バージョンはレイトショーのみということもあってか、映画館は券が売り切れるほどの満員御礼(でも、僕の隣の席は空いてたけどね)。否が応でも更に期待値上昇。

はっきりと言います。この映画を作った奴ら全員を捧げたい。そいつらを「蝕」の生贄として捧げたいよ、ったくよぉ。

なんだよ、これ。今回映画化する意味なんてあったんかよ。CGはずっと浮いたままだし。一体何がしたかったの???

長い原作を端折るのはいいし、エピソードを削ぎ落とすのも仕方はないけど。エンジョイアンドエキサイティングがやっぱしカットされてたのはショックだけどね(笑)。でもさ、肝心なことを忘れてないかな。絶望感が足りないんですよ、圧倒的に。絶望感を観客に植え付けるっていうことを全くしてなかったツケが、最後の最後に最悪な形で出てしまってるんですよ。

原作は、絶望感を出す為に歴史を描いたんでしょ、ガッツと鷹の団との。映画は、歴史を描くところまでは漫画連載よりも制約があるから無理としても、それでも時間(上映時間って意味です)を通じてある程度重み付けをしていく必要があったと思うのに、それをしてないから、こんなことになっちゃうんですよ。

さくっとガッツが出戻って、さくっとシラットが顔見せして、さくっとガッツとキャスカができちゃって、さくっとグリフィス救出して、さくっと蝕に突入して、さくっと捧げられて終了って。おいおい。

使途も弱過ぎるしさー。なんかさ、鷹の団が万全だったら迎撃可能なんじゃないか、って思っちまったじゃーねかよー。そういうところも、絶望感がなかった要因ですわ。

前にアニメ化されたのと大きく違うところって、細かいところはかなりカットして、髑髏のおっさんが登場してるくらいでしょ(ちょこっとパックも顔見せしてるけど)。

しかもさ、アニメ版と結末まで一緒って。俺達の戦いはこれからだエンドにしてどうすんねん。それは、ほんまに前のアニメ版の唐突な終わらせ方と一緒じゃねーかよ。つか、ドラゴンころしを装備して振り回して、追い掛けてきた使途をぶっ殺すところまでは描けよ。

原作を知ってる人は色々と脳内補完は出来るとは思うけど、原作を知らなくて映画だけを観てきた人にはチンプンカンプンとちゃうかな、これ。

まぁ、これで多分映画化も終了だと思いますが、断罪の塔編とかやって欲しかったなぁ。アニメ版の焼き直しをするくらいなら、「蝕」はなくてもいいから、ガッツが狂戦士になってからをやって欲しかったよなー。

色々と期待してしまっただけに、残念感がより一層湧き出ています。ハッ、これが絶望感なのか。捧げる。