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悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

リボルバー

ネタバレしていますが、この映画はネタバレとかどうとか関係ない気がします。




 最近、やっとセクシーハゲ(ジェイソン・ステイサムのことです。略してステイハゲ。あ、略してないやw)のかっちょ良さがわかるようになってきて、色々と彼の出演した映画を改めて観ようキャンペーンがボクの中で勝手に始まったわけです。そして、今回、初めてこの映画を観ました。

 何故かポスターだけはよく目に付いたので知っていたのですが、まさか、中央の人物がセクシーハゲだったなんて……。反則だよ、うん、この映画、反則なんですよ。

 冒頭から、まさかのロン毛で登場のセクシーハゲ。その代わりに、マーク・ストロングがハゲ成分をこの映画に補充しております。

 難解、意味不明とだというのが、この映画の感想でよく拝見した内容でした。確かに、表面上は難解っぽく作っていると思います。映画好きなら、チャレンジしたくなるような難解さを、映画の空気感から作り上げているところはうまいなと思います。

 ただ、至るところにヒントを、文字と台詞で出しているんですよね、この映画は。観客にも、主人公の疑似体験をさせようとしているんだと、ボクは解釈しました。

◯最大の敵は思いがけぬ場所に隠れている→観ているあなたの中ですよ
◯上達する唯一の方法は強敵との勝負→難解なら何度も観てみよう
◯投資した金を守れ→鑑賞代金の元は取ろう
◯戦争回避は敵を利するのみ→面白くない・わからないで逃げようとしないで

 これが正しいネタバレかどうかは正直半信半疑なところもありますが、これは、主人公のセクシーハゲの刑務所内での夢というか夢想(妄想とは違うような)なんだと思います。
 その夢の中を、オレTUEEE状態での復讐劇で完成させたのですが、本当にそんなことで復讐出来たのか、現実ならどうなのか、ということを自問し始めたんじゃないかな。そんな主人公の夢想を描いた映画だと、ボクは観ていて思いました。

 あの二人組がセクシーハゲの産物なのは、ほぼ鑑賞した皆さんは思われているところでしょうし、映画もそうですよと提示しています。

 わからないのは、殺し屋のマーク・ストロングが寝返るというか、裏切るところなんですよね。あそこで、実はセクシーハゲはマーク・ストロングなんだよ、ほら、セクシーハゲなのにロン毛なのはおかしいでしょっていうことなのかなと思ったんです。

 マーク・ストロングもハゲスターの一員ではありますが、この映画ではズラってるっぽいんですよね。時代劇のカツラみたいに、生え際にテープが浮かんでるんですよ。

 ただ、この手法は反則だと思いますね。これは、観客を混乱させるだけの意図でしかなく、そのような作用しか及ぼしてないですしね。あ、だからこそ、これは夢想なんだよって強く示しているとも考えられるわけか。うーむ。

 サム・ゴールドの存在は、映画のトリック、引っ掛けとして用意されたものでしょう。この要素を使ってセクシーハゲはリオッタさんを追い詰めていく手段としているわけですが、観客に対しても同様の効果を発揮させようとしているんです。

 リオッタさんが最後にセクシーハゲの前で自殺するという展開は、セクシーハゲの夢想の暴走というか、夢想しまくった中での一番セクシーハゲが納得して楽しめた結果として提示されているんでしょう。