最後のネタバレだけしちゃってますねん。てへ。
力技でゴリゴリ突っ走るだけの映画ですが、かなり面白かったです。細かいことは気にするなよっていうテイストが映画から滲み出していて、ほんまはあかんねんやろうけど(笑)、個人的にはそこも気に入りました。
ラスト間際の、ブルガリアの首都ソフィア郊外(多分)での夜明け前の追跡画面は、かなり臨場感があってよかったです。
それと、イーサン・ホークの表情が、大雑把なこの映画をいい塩梅で締めていたと思います。
ただ、ラスボスがしめしめと逃げ切ったという展開は、続編作りたいという俗物的な欲望が丸出しで、この映画には似合わない後味の悪さと居心地の悪さを観客に押し付けてしまったのは、かーなーり残念なところです。
この映画的には、例えあっさり風味でも、スッキリハッキリクッキリ終わった方がよかったと思いますねん。