悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2017©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

シー・オブ・ザ・デッド

ネタバレしてますし、disってますけど、観終わったあとの不愉快さはありませんでした。





 ゾンビもの、ではないかな。怪物(多分)が原因で、人間含む様々な動物へも感染していって、ブラジルの田舎町はてんやわんやっていうお話です。ゾンビ原理主義者のボクからしたら、これは感染者系だろとなるわけです(本音はどっちでもいいw)。

 まーねー、終盤までがダルい。飽きる。でも、終盤からは怒涛の血糊攻撃で、妙なパワーを映画は帯始めるんですよね。

 ガトリングガンを撃ちまくる娼婦館のオカマ主人(ツルピカ頭にヅラ着用)とか、用心棒の恋人に死なれて切れるオバさんボレロ歌手とか、自分の息子を喰らうベテラン漁師とか、なんとなくヒロインポジションの二人の子持ちのベテラン漁師の配偶者とか、最後まで生き残るけど絶望の淵に叩き込まれたままのベテラン漁師&ヒロインの長女とか、黒魔術の本でヒロインといい仲になりたい色白の天パ青年とか、黒魔術の本を追い求めるおっさん殺戮者とか、変態議員とか、オマケに鯨ゾンビも登場と、もうこれでもかっていうくらい、変なキャラクターを投入しまくって、殺し殺されまくります。これは素晴らしい(笑)。

 なんか、上の文章を書いていて、ごっつ面白い映画を観たかのような錯覚に陥ってしまった。違う、そうじゃない。

 そうそう、上にも書いたように、最後まで生き残るのは、ベテラン漁師&ヒロインの長女と、黒魔術の青年なんだけど、ヒロインの長女が見た景色は、この田舎町以外にも被害が出ているよなって暗示させるもので、生き残っても地獄が続くんだろうなっていう終わり方でした。

 黒魔術の青年のキャラというか、黒魔術のプロットをこの映画に投入する意味が分からん。青年は死んでしまったヒロインを生き返らせるために、ヒロインの長女を生贄にしようとするし、悪魔さんも登場しかけるし(でも、儀式が中断されたんで顔見せ程度で退場w)、長女にも逃げられて、ヒロインの屍体を肉を保管してる樽に詰めて、絶対生き返らせるといって旅立たせるとか、どうしたいねんな一体って感じでした。

 終盤の展開だけはショボグロだけど、楽しめるとは思います。 血糊愛好家は、涎を垂らしながら見守れる展開です。

 ブラジル産の、この『シー・オブ・ザ・デッド』と『吸血怪獣チュパカブラ』と『デス・マングローヴ ゾンビ沼』は同じ世界での出来事らしいけど、そうなると、ボクはまだデス・マングローブを観てないので、観ないとあかんってことなのか。

 ブラジリアンゾンビ(つか感染者かw)には、焼いたレモンが似合う。