悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2017©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

ヴァンパイア・アカデミー

そんなにdisってはないですが、さり気なくネタバレかましてます。





 まー、トワイライトシリーズとか(最終作しか観てないけど)、バッフィーから連なってるような、ヴァンパイアに青春ものを混ぜたようなんって、シリアスなのが今のボクの好みというのもあって、ちょっと敬遠しちゃうんですよね。

 そうは言っても吸血鬼映画は大好物なので、この映画も観ようかな、なんて思ってたら、大阪では公開してなかったみたいで(多分)。そうなると、観たいと思うじゃないですか、人間ですから(笑)。しかも、一応、アクションもあるということだし。

 ということで、レンタルで借りてきて、観ましたよ。

 うん、舐めてました。そんなに楽しめないやろなとか思っちゃってました。すいませんでした。土下座します。ごっつ楽しめました。ありがとうございました。

 アクションはちょっと迫力はないし、主人公の女子高生はオバサン顔だし(ずっとローズ・バーンだと思ってた。役名もローズだったし)、主人公の師匠みたいな人はセクシーさが足りないし(劇中ではセクシーさムンムンな設定ですけどねw)と、個人的なマイナス要因があるにも関わらず、ごっつ楽しめるなんて。

 この映画の吸血鬼さん達は、人間を襲わないようです。日光は弱点ですが、それで燃え出して死ぬってわけでもないという、新しい設定です。吸血鬼はモロイという種族だと自分達のことを言っていて、水、火、風、大地(だったかな?)の魔法を使えるようになると、「宣言」というものをしないといけないみたいです。

 しかも、吸血鬼なのに不死ではないのです。人間と同じような長さの寿命で、普通に死ぬっぽいです。

 吸血鬼が吸血鬼の血を吸ったり、魔法の「宣言」をしないまま歳を取ると、ストリゴイという種族になってしまって、吸血鬼を襲ったり(多分、人間も襲う)と、本能のままの、ボク達が知ってる吸血鬼になるみたいです。

 ここのあたりの詳細は、きちんと映画内では説明されてなかったと思うので、もう少し情報が欲しかったところです。展開の説明はきちんとされてるんですけどね。その前提となる設定の説明があんましなかったような。

 吸血鬼の中には王族がいて、立憲君主制みたいな感じで王様(劇中では女王)が一応の統治をしているみたいです。象徴プラスちょっとだけ権限がある、みたいな立場なのかな。

 吸血鬼を守るのが、人間と吸血鬼との合いの子であるダンピールなのですが、普通、ダンピールは吸血鬼を倒す側なはずなのに(勝手な決め付けw)、この映画では吸血鬼を守ることが、ダンピールという種族にとって当たり前のことで、延々と古の過去から続けられていることなのです。

 高校が舞台で、吸血鬼とダンピールは同じ授業を受けているのですが、一つだけ、吸血鬼は魔法、ダンピールは格闘と振り分けられる授業があります。男子は体育、女子は家庭科みたいな差別的な授業の振り分けを思い出しましたよ。

 主人公が守る吸血鬼は、王族の中でも始祖の一番の血統である一人で、死にかけの生き物を蘇らせることが可能という、始祖以外には誰も持ってなかった魔法を使えるのです。

 その魔法で、病気で弱った体を治療しようとする王族の老人が今回の黒幕です。その娘は、主人公とかのクラスメートなのですが、父親のためなら主人公達を裏切るのも平気で(つか、元々敵で裏切ったわけじゃないか)、悪事がばれて捕まった父親を助けるために、ストリゴイに自らなるという気合を見せてくれます。

 続編ありきな作り方なのですが、米国での公開は散々だったらしく、続編を作りたいのでクラウドファンディングで制作費を募集なんてこともしています。続編観たい。

 吸血鬼やダンピールの設定も面白かったし、メインキャラも立ってたので、個人的にはもっとシリアスなバージョンなら、涎垂らして画面にかぶりついてたかも。

 主人公の女優さんって、リー・トンプソンのご息女なのかー。なるほろ、言われれば似てるわー。