ネタバレしています。disっています。
原題:Frank Miller’s Sin City: A Dame to Kill For
製作:Robert Rodriguezほか
原作:Frank Miller
監督:Frank Miller、Robert Rodriguez
脚本:Frank Miller
音楽:Robert Rodriguezほか
編集:Robert Rodriguez
撮影:Robert Rodriguezほか
出演:Mickey Rourke、Josh Brolin、Joseph Gordon-Levitt、Jessica Alba、Eva Green、Powers Boothe、Bruce Willisほか
3D、字幕版
なんばパークスシネマにて鑑賞
ミッキー・ロークの最強オヤジ映画でした。
前作の内容を憶えていない状態での鑑賞でしたが、それでも楽しめる作りにはなっていたと思います。
一番最初に、前作のおさらいみたいなのが流れたのですが、平成ライダー的なノリだったし、観に行ったのは字幕版でしたが日本語のナレーションだったし、日本の配給会社が勝手に付けたんかなー。
オムニバスというよりも、幾つかのお話を分断してぶち込んでいるのですが、メインキャラクターのそれぞれのエピソードへの積極的な関わりがほとんどなくて、それなら、それぞれのお話をオムニバス形式で一気に見せた方が良かったのではないかなと思いました。分断することによって、流れが無意味に止まっていました。
それと、盛り上げてドーンっていう展開がなく、それが、個々のエピソードは面白いのに、全体的には微妙な空気が漂ってしまった要因ではないかなー。
自分がメインのエピソード以外にも登場するのは、ミッキー・ロークとジェシカ・アルバくらいでした。ミッキー・ロークはジョシュ・ブローリンのエピソードにも積極参加だったけど、ジェシカ・アルバは店で踊ってるのを見られているだけでしたし。
JGLのキャラクターは良かったけど、ちょっとアッサリ風味に片付けられてるのは残念でした。
登場するキャラクターの中では、殺人兵器ミホが良かったですが、前作にも登場していて、デヴォン青木が演じてたんですね。すっかり失念。
ロアークやエヴァもラスボス(ラスボス欠乏症w)としては弱いというか。ロアークなんて、結局、ミッキー・ロークが突入して無双しただけで終了だったっていうのもね(ロアークを直接ぶっ殺して復讐を遂げたのはジェシカ・アルバですが)。恐れられる理由が画面では感じられなかったのは、製作側の手痛いミスだと思います。
3Dの効果はありませんでした。途中で、「あっ、これ3Dだったよなー」って思ってしまったのは、3D効果が自然と画面に馴染んでいたからだろうか。いや、違う(笑)。もうちょっと、何らかの工夫が欲しかった。飛び出すとか以外に。