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悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

ロビンソンの庭

disってはいますが、ボクはこの映画、好きですよ。うん。



シネ・ヌーヴォにて鑑賞


 公開当時(四半世紀くらい前w)に、高校の映研の先輩と一緒に(多分)観たっきりで、すっかりどういう内容だったのかが、記憶からガッツリと消去されていましたが、映像が美しかったこと、監督の山本政志は天才じゃねーのかって当時は思ったことだけは憶えていました。

 今の視点で改めて観ると、キモい演出や場面が盛り沢山にあって、音楽家というか俳優以外の人を起用するとか、エキセントリックなお芝居をすれば名優の仲間入りっていう思想とか、もう、作ってる側だけが楽しい、観客置いてけぼり系映画という典型だったんだなぁと。

 なので、映画を作ってる人とか、作ってた人とか、映画の作り方というか技術論的な部分に興味がある人とか、映画通を気取りたい人には人気があるんじゃないかな。

 今時、DVDとかのソフトも出てる時代、リバイバルで映画館で上映されるからって、この映画を観に行くような奴って、拗らせた映画ファンしか居ないわけでね。

 シネ・ヌーヴォでの上映は、傷んだ状態のフィルムしかなかったのか、途中で途切れたり、傷が付きまくってたり、音がぐにょんぐにょんだったりと、とても酷いもので、それが理由なのか、元々そうじゃなかったのか分かりませんが、映像美ってわけでもなかったなぁっていう事実は、少し過去を美化し過ぎてました。

 英語字幕がずっと入ってましたが、公開当時もそうやったかなぁ。

 結局、主人公が社会から逃げたかっただけの単純な映画なのかな、と、今の年齢になって思うところなのですが、公開当時は、これは凄いわ、こういう描写大好きだわって唸っていたような気がします。冷静さを欠いていましたね。

 撮影は、ジャームッシュのザンパラでもカメラをやってた人なんですね。それで気になって観に行ったんかなぁ。当時は、ジャームッシュは神だと思ってましたからね。

 えっと、ちょっとdisってはいますが、ボクは好きですわ、この映画。うん。こういう、理屈なんてどうでもええやんパワー全開とか、中身はないけど雰囲気勝負っていう映画には弱いんですよ

 また、四半世紀後くらいに観たいですね。そのときのボクはどう思うだろうか。どう感じるだろうか。どう受け止めるだろうか。いや、受け止めないかもね。