軽くネタバレしてます。そして、さりげなくdisってます。
ヘイデンとケイジ様が共演なんて、しかも、剣戟アクションプラス中国が舞台でカンフーもありなんて誰得オレ得な映画、見逃すわけにはいきませんよ。ということで、公開初日に前のめりになりながら突撃してきましたよ。
うん、ヘイデンはやっぱかっちょええわ。なんだろう、諦めきれない希望がある故の哀愁があるって感じ。
剣戟アクションも満載です。ただ、カンフーアクションもあるのですが、冒頭だけなんですよね。もうちょっと全体に渡って披露してほしかったなー。お坊さんがカンフー使いなんですが、これは欧米人にとってはデフォルトな中国人の設定なのかもしれません。
ヘイデンのファン、っていうよりも、ヘイデンが演じた、アナキン・スカイウォーカーのファンなら、この映画はニヤニヤしながら楽しめます。観に行っても損はないと思います。
まぁ、映画の感想を客観的に述べると、「クソ」です(笑)。正真正銘、その意味です。物語の構成が悪いのと、アクションシーンでカメラがブレて、何が何だか分からないってなっちゃうところが多いのが、かなりの弱点です。
ヘイデンもケイジ様も、アクションはできるんだから、誤魔化さなくてもいいとは思うんですけどね。
物語は昔からよくあるような感じで、後継者争いで逃げる王族を助ける、贖罪を求める凄腕の騎士というものです。逃げ方とか、逃げる場所とか、得体が知れないけど味方だったっていう展開とか、既視感バリバリでもあります。
外国の有名な曲をカバーして、プラス豪華ゲストを呼びました。という感じの映画でしたね。
ケイジ様は、ゲスト出演ではありますが、存在感も満載です。でも、犬死します。足止めするって、ヘイデン御一行様、逃げてないじゃん(逃げ場所もないし)。無駄死にじゃん。
ケイジ様の役は、ケイジ様主演の『デビル・クエスト』が脳裏に浮かぶような、似たような佇まいをしておられました。
ヘイデンがちょっとなまった体を鍛えて(アナキンやってた頃に比べてキレは落ちてるような感じだったし)、今度は、カンフーVSヨーロッパ格闘術っていう場面も観たいですし、剣戟アクションの部分で、対人間じゃなくて、対化け物っていうのも観てみたいものです。
ということで、さっさと続編作ってちょ。