悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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ターミネーター:新起動/ジェニシス

ネタバレは多分していませんが、少しだけdisっています。



 3Dと2Dで一回ずつ観てきました。3Dは、映画館が悪かったのか、元々なのか(多分、3Dの特性で元々だと思います)、かなり画面が暗く、お話は面白かったのですが、イマイチ映画に集中できなかったということもあり、2Dで改めて観たのでした。2Dは画面は普通の明るさで、ハッキリとシュワちゃんらの活躍も分かり、より楽しめました。

 映画は、一作目、二作目をかなり意識したというか、それらのインパクトのある有名な展開を抜き出してかなり圧縮しましたって感じの前半から、三作目の微妙に盛り上がらない感じを取り入れた(取り入れてないってw)後半のドンドンバンバンまで、二時間を感じさせない良い流れだったのではないでしょうか。

 あっ、うん、四作目は無視されてたと思います。四作目って、チャンベ出てるし、サム・ワーシントンもアントン・イルチェンも出てるんですよね。かなり豪華じゃないですか。そやのに、一回くらいしか観たことないや。あ、映画館とDVDを買ったときに観たので二回か。全く内容憶えておりませんが……。

 シュワちゃんとサラ・コナーの擬似親子の関係性、カイル・リースとサラ・コナーとジョン・コナーのマジ親子の関係性、シュワちゃんとカイル・リースの舅夫問題といった、親子とは何かというテーマも、重くならず、押し付けずに軽く提示していたのも好印象です。

 シュワちゃんの実年齢と容姿も考慮した、ターミネーターの骨格を覆う人間の皮膚組織の外皮自体は年齢を重ねるという設定もグッドで、さらに、機械自体も老朽化してきているというのをさりげなく見せるあたりはうまいなーって思いました。シュワちゃんをキャスティングする意味を無理矢理設定に入れ込んだとは思うのですが、功を奏したのではないでしょうか。

 ただ、個人的にはカイル・リースとサラ・コナーの役者さんには、かなりの違和感がありました。役者さんがどうこうではありません。二人の役者さんは素晴らしかったです。ボクにとって一作目のインパクトは強烈で、マイケル・ビーンリンダ・ハミルトンのイメージが抜け切らないのです。

 今回のカイル・リースの役者さんは、かなり筋肉質でシュワちゃんと並んでもそんなに見劣りしないし、サラ・コナーの役者さんは、スタイルは下半身デ◯ではありますが、美人だし、ゴリラ顔じゃないし。

 また、今回の二人の役者さんが明るい雰囲気なんですよね。一作目の二人は、なんか暗いというか、追い詰められた雰囲気があったからなー。正反対なんですよねー。

 そうそう、いびょんほんも出ていますが、なかなかおいしい役でした。

 と、まぁ、後半はグダグダとdisってしまいましたが、アクション大作映画として楽しめると思います。