悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

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全日本プロレス 2.12後楽園ホール大会

 新年早々、三冠王座を奪取した諏訪魔選手ですが、アキレス腱断裂で欠場を余儀なくされ、王座を返上。この後楽園ホール大会で挑戦する予定だった宮原健斗選手と、すわまちおこしのメインで諏訪魔選手を直接ホールして勝利したゼウス選手とで、新たに選手権者決定戦が行われることになりました。

 いや、まぁ、ブック的にも、流れ的にも、宮原健斗選手が全日本プロレスの実質的なエースですし(昨年暮れの世界最強タッグリーグ戦で優勝したことで名実共ともそう言えるようにはなりましたが)、ここは宮原健斗選手に史上最年少王者という惹句を付けて獲らせるだろうなと思っていましたが、諏訪魔選手がそれを受け入れるのかどうかイマイチ不明でした。

 しかし、相手がゼウス選手となったことで、これはほぼ99%決まりだなと考えると、後楽園ホールに行かなあかんのんとちゃうかと思ってしまいましてですね、それで行っちゃった次第です。

 結果から言うと、そのとおりで、宮原健斗選手が三冠選手権者になりました。試合は熱戦で、ゼウス選手にはトコトン追い詰められましたが、最後はシャットダウン式ジャーマンスープレックスホールドが見事に綺麗に決まり、スリーカウント。宮原健斗選手が三冠王者となりました。

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 今回の「2016 エキサイトシリーズ」は、Jr.リーグ戦がメインで、A、B二つのリーグに分かれて、8名の選手が戦い、優勝者は空位になっている世界Jr.王者の選手権者になります。

 先ずは、SUSHI選手とDDTの高岡選手の戦いから始まり、高岡選手が一瞬のスキを突いて勝利。SUSHI選手はなんか迷いがあるのか、怪我から復帰後は負けてばっかりという印象があります。

 土方選手と和樹選手は、アクシデントがあったのか、突然の終了っぽい感じで和樹選手の勝利でした。

 佐藤選手と元タイガースマスクの丸山選手の試合は、丸山選手が仕掛けた場外へのプランチャで丸山選手自身が大きな怪我を負ってしまって大丈夫かという展開でしたが、実は嘘で(笑)、丸山選手は嘘を表明したあと攻め込みましたが、佐藤選手の切り返しの腕ひしぎにタップ負け。うーん、動きはよかったんですけどね、丸山選手。

 青木選手と南野選手は、南野選手の全試合両者リングアウト宣言のとおり、両者リングアウトで決着。場内はブーイングの嵐でした。まぁ、本当のブーイングではないと思いますけどね。

 休憩前に、場内のスクリーンに次期シリーズと、今年のチャンピオン・カーニバルのお知らせがありました。チャンピオン・カーニバルは、A、Bブロックに分かれて争われるようです。もうこのVTRでも宮原健斗選手が一番目に紹介されていましたし、完全にエース扱いです。次のシリーズのポスターも中心部分に載ってるし。三冠の結果が(笑)。まぁ、ポスターとかは納期の関係上、事前に作っておくしか仕方がないですしね。

 チャンカンのAブロックには、大日本プロレスの関本選手とスーパー・タイガー選手が参戦。Bブロックには、この前にゼロワンを退団した崔領二選手が参戦。そして、ジョー・ドーリング選手が日本に帰ってくることに。この発表に場内は大爆発。ジョーコールが炸裂しました。

 休憩が終わっての最初の試合は、ジェイク・リー選手と野村選手のシングルマッチ。ジェイク選手はNEXTREAM効果なのか、一ヶ月前のすわまちおこしよりもかなりうまくなっていました。ビックリしました。今回の試合で出していた稲妻っぽいキック技をもうちょっと磨いて必殺技にまで昇華してほしいですね。フィニッシュのバックドロップも説得力がありよかったのですが、今後、それ一本ではキツイと思いますしね。

 野村選手も、キャリア等を考えるとかなり頑張ってるのは伝わってくるのですが、まだ攻めあぐねが目立ちますし、本来なら前座ですよねってレベルをまだ超えてはいなかったように見えました。ジェイク選手がビックリするくらいの成長だったので、余計に比べて見てしまったかもしれませんが。でも、ガムシャラさは嫌いにはなれません。そのガムシャラさを今は忘れずに、どんどんとぶつけていけばいいんじゃないかなと、無責任ながら思います。

 次の試合は、この日の唯一のタッグマッチである、秋山社長、大森取締役、渕元取締役タッグチーム対ウルティモ・ドラゴン、石川選手、入江選手の試合は、面白さの中に激しさを取り入れた、この大会の中でよいアクセントになったものとなりました。もうちょっと厳しさで締めてほしかったですけどね。

 次はGAORA選手権試合です。王者の中島選手に青柳選手が挑戦しましたが、まだまだ青柳選手には遠かったですね。頑張りましたけど、それだけじゃダメってことだったのでしょう。

 試合後、SUSHI選手が挑戦を表明しましたが、Jr.リーグ戦を終えてからだろっていう会場からのツッコミと王者からのツッコミがありましたが、そのとおりですわ。新日本プロレスのKYが後藤選手なら、全日本プロレスのKYはSUSHI選手ですね。

 メインの三冠戦は、最初に書いたとおりです。素晴らしい熱戦でした。一進一退の攻防でしたが、徐々にゼウス選手が押し込んでいく展開に。宮原健斗選手はジャーマンスープレックスホールドを炸裂させるも、カウントツーで跳ね返されますし、必殺技のシャットダウン式ジャーマンスープレックスホールドは切り返されてしまいます。

 ゼウス選手のサソリ固めやチョークスラムからの波状攻撃を受けて万事休すかと思われましたが、最後は、これまでかわされていたシャットダウン式ジャーマンスープレックスホールドが綺麗に完璧に決まり、ゼウス選手はマットに突き刺さりカウントスリー。スリーカウント後も暫くはホールドは崩れず。

 結果、宮原健斗選手が史上最年少の三冠王者となりました。個人的には最年少とかどうでもいいのですが、こういう惹句があれば記憶には残りやすいですよね。これを武器に、宮原健斗選手がこれからどう全日本プロレスを盛り上げていくのか。団体のフラッグシップタイトルの王者となったからには、自分だけではなく、団体を盛り上げていくという使命(宿命?)も背負うことになると思います。宮原健斗選手にはそれができると思います。これからも、彼に注目していきたいと思います。

 と書いてたら、就活コンサルタントの資格を取得するみたいですね。それを武器にメディアに出て全日本プロレスをアピールするとか。なんか方向を見失ってる気がしますが、それが今風なのかもしれません。

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 試合後は、大森選手が次の挑戦者に名乗りを挙げました。なんでここで大森選手なのかわかりませんが、次のシリーズの沖縄大会では、王者の宮原健斗選手と取締役挑戦者の大森隆男選手の三冠戦が行われるようです。どっちを応援したらいいのだろうか、ボクは……。

 この大会の翌日の銚子大会で、ワイルドバーニング(秋山選手、大森選手の取締役組)とNEXTREAMで、次の大阪大会でのタッグ王者選手権挑戦権を賭けての戦いは、な、なんとNEXTREAMが勝利。つか、ワイルドバーニング、何連敗すれば気が済むねん状態。

 この大会の余韻に浸っていたら、大阪大会も観戦するのに、そのことをすっかり忘れていた自分がいました。あかんあかん。