disってます。シンプルにdisってます。
さて、今回も不真面目に作ってるなという感想が真っ先に出てしまう体たらくでしたね。
エンドロールを眺めていて、「企画 藤岡弘、」って文字列が目に入ってきて、ひっくり返りそうになりましたよ。ヒーロー演じた俳優による、昔に演じた役の晩節を汚すという行為って、なくならないんですかね……。誰得映画なんだよって思ってたんですが、藤岡弘、得映画だったんですね。
脚本は全ての破壊者井上敏樹大先生でした。そうか、脚本が敏樹なら、全ての権限は敏樹(仕出し弁当の種類まで決める脚本家ですからw)ですよね……(マテ)。
アクションはよかったですよ。でも、戦いを最後まで見せずに(形勢が決まっていたとはいえ)ぶつ切りになって次の全く関係ない場面に移行というのが、覚えているだけでも3回ありました。時間の関係で切るならもっと他の場面があったでしょうに。
藤岡弘、とヒロインのイチャつき振りは、観ているこちらが恥ずかくなって目を背けたくなりましたので、自重してください。ヒロインって、藤岡弘、氏からしたら曽孫世代じゃないですか。
藤岡弘、氏も自らアクションしてたりして、70歳という年齢の割には頑張ってるなとは思いましたが、日本には同じ歳なのにもっと動ける倉田保昭という化け物(←褒めてます)がいますので、ちょっと分が悪かったですね。新しい仮面ライダー1号の中も、全編に渡って藤岡弘、氏は入ってないですよね、おそらく。
長澤奈央さんは、敵幹部の中で他の二人がすぐに怪人体になってスーツアクターに交替なのに、生身でアクションを頑張っておられる姿には拍手喝采でした。ママになられましたが、美貌もスタイルもそのままなので、もっともっとアクション映画に出ていただきたいものです。
一番びっくりしたんがですね、仮面ライダーゴーストの中の人の演技ですよ。仮面ライダーゴーストは第1話しか観たことなかったんですが、そのときはどえらい演技やなって思ったんです。それがですよね、今回の映画では普通になっておられるではありませんか。仮面ライダーは、日本のテレビドラマでは長い部類の連続出演可能なコンテンツなので、そこで積まれた経験が活かされているのでしょうか。
エンディング曲を野口五郎が歌っているのもビックリ。彼のギタープレイは大好きです。