悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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全日本プロレス 4.24大阪大会

チャンピオン・カーニバル優勝決定戦


 ジョー・ドーリング選手が開幕直前で脳腫瘍のため欠場となりましたが、同じEvolutionというチームで、第39代世界ジュニアヘビー級選手権者の青木篤志選手が参戦、台風の目となってリーグ戦(Bブロック)をかき回してくれました。

 大会が始まる前に、これまでの公式戦を振り返る内容が大型ビジョンに映し出されたのですが、セコンド待機していたジェイク選手が、自分の負けた試合を見つめていた表情がツボでした。

 

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 大阪大会では、公式リーグ戦が行われたあとで優勝決定戦が行われるためか、この日に組まれた公式戦は、全員が短期決戦を狙っていたように思います。

 会場が盛り上がった試合は、まずは秋山選手対ボディガー選手の試合です。ボディガー選手は残念ながらAブロック敗退が決まっていましたが、秋山選手はボディガー選手に勝てばまだチャンスがあるという状況です。ただ、ボディガー選手は地元大阪で、負け越しではなく星をイーブンにしたいところ。

 その執念なのか、開始ゴング前に秋山選手に奇襲を仕掛けるボディガー選手。もつれて場外で秋山選手が逆転。そのままペースを握るかに思いましたが、ボディガー選手が耐えて、短い時間でボディガー選手の勝利で決着。敗れた秋山選手はかなり悔しそうで、勝ったボディガー選手はかなり嬉しそうでした。当然ですが(笑)。

 

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 次に盛り上がったのは、三冠選手権者の宮原健斗選手と、大日本プロレスの関本選手の対戦です。この試合は、チャンピオン・カーニバルの中でも注目されていた試合の一つですが、一進一退の攻防のあと、関本選手のジャーマンスープレックスホールドが決まり勝利しました。ジャーマンで負けた宮原選手はかなりショックじゃないでしょうか。

 Aブロックは関本選手、Bブロックはゼウス選手が勝ち上がり、この二人で優勝決定戦となりました。この試合は、肉肉しい熱戦となり、小細工なしのパワー真っ向勝負でした。最後は、ぶっこ抜きのジャーマンスープレックスホールドで関本選手の勝利。見事、チャンピオン・カーニバル初優勝となりました。

 優勝トロフィー贈呈式では、トロフィーがでかくて、それでいて重いようで、リングに上げるのも一苦労(苦笑)。そして、トロフィーを持った関本選手をゼウス選手が肩車しようとしてあたふた。トロフィー、なんかちょっと曲がったような気がしますが(関本選手も心配そうでした)。リング上で関本選手とゼウス選手が握手。二人の選手に惜しみない拍手が贈られます。

 三冠王者にも勝利し、チャンピオン・カーニバルも制した関本選手は、5月25日後楽園ホール大会で予定されている三冠選手権の挑戦者に内定なんでしょう。宮原選手には是非リベンジしてほしいところです。

 個人的には、宮原選手の優勝の方がよかったと思います。関本選手の優勝に文句はないのですが、今の全日本プロレスの状態を考えると、宮原選手の優勝で会場が大爆発という流れがよかったと思うのです。関本選手の優勝で締められた大阪大会は、いい大会だったねという程度で終わってしまったように感じました。十分満足ではあるのですが、宮原選手の会場での人気というよりも期待感は凄いので、これをもっともっとアジってほしかったですね。

 

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 次は、5.15の同じく大阪・エディオンアリーナ第二でのファン感謝デーに参加します。