悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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8.27 全日本プロレス名古屋大会

 宮原選手の三冠防衛戦って生観戦したことないことに気付いて、これはもう観るしかないでしょうということで、名古屋まで突撃しました。宮原選手の三冠戴冠は生観戦したんですけどねー。

 名古屋国際会議場のイベントホールにて開催となった本大会ですが、観客の入りは600人前後かなー。発表は710人となっていますね。最大2,000人収容の会場で、リングやグッズ売り場を設営したとしても、半分の人数も入らない現状はやっぱし寂しいですね。

 そうそう、宿泊先のホテルから名古屋国際会議場に向かう電車の中で若い女性がたくさんいたんですよ。アイドルのコンサートをどこかでやるのかなって思ってたら、同じ駅で皆さん降りるし、同じ会場に向かうじゃないですか。マジで全日本プロレスに行くのかって思ってたら、テニミュの公演が名古屋国際会議場内の別の会場で行われる(っていうか全日本プロレスが行われたイベントホールの真向かいw)からで、そちらに若い女性は吸い込まれていってました。でも、全日本プロレスも女性の観客は結構多いんですよ。

 第1試合はジェイク対野村という、数年後にはメインを張っていてほしい試合。若手選手同士の対戦としては悪くはないんですが、彼らは不幸にも団体の都合で既にメインイベントにも出場する選手同士。そう考えると、及第点は到底出せない試合でした。

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 昔に比べると、今のプロレス興行はレスラーの数も多くなったということもあり、第1試合は前座や若手の試合ということでもなくなっています。ただ、そういった理由から、昔よりかは最後に行われる試合であるメインイベントには、期待感や、興行の満足度に対して占める比重っていうのは、かなり大きくなっていると思うのです。

 ジェイク選手も、野村選手も、キャリアが短い選手としては順調に伸びているとは思うのですが、メインに抜擢されたりして、団体の主力として活動を強いられている現状では、第1試合に組まれてもそれなりの試合を見せてくれると観客に期待されてしまうのは仕方がないと思います。

 個人的には、ジェイク選手、野村選手、そして青柳選手には、メインに絡ませるのではないところで、試合運び等を学んでほしいなって思うのです。確かに、団体の都合でありますが、メインに数年程度のキャリアで出場できるというのはよいチャンスであったかと思うのですが、三人には少し荷が重すぎたような気が最近になって思うところです。

 今はもうちょっと焦ってほしいなとも思います。他団体をかなり意識する必要はないかもしれませんが、プロレス業界としては新しい若い力がかなり台頭してきていて、そういった選手が王者になっている団体もあります。焦りすぎるとダメですが、焦らないのもダメだと思うのです。自分がどういったレスラーになりたいのか、そういうのをイメージして近付けていくという作業が必要なのではないでしょうか、これからは。青柳選手はそういう作業をし始めたように感じます。

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 世界タッグ戦は、スーパーTさんの活躍を見たかったのですが、雰囲気はいいのですが、動きはてんでダメでしたね……。青木選手がセコンドについて指示を出したりしていましたが、この試合はみんなでスーパーTさんを育てようっていうコンセプトですっていう印象を強く受けました。

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 スーパーTさんの全日本初参戦のときは、ちょっと脂肪が多い体付きでしたが、今はきちんとシェイプされていい感じになっていると思います。見た目はかっちょええっすよ。今後は、スタミナを付けるというか、プロレスの試合、もっと言えば全日本プロレスの試合でのスタミナ配分を覚えていただければ、もっと楽しませてくれる選手になると思います。って、ごっつ上から目線やな、ボク。

 三冠戦は熱くて激しい試合で、宮原選手が防衛。序盤での場外戦で崔選手が試合のセコンドに付いている野村選手に向かって首を押さえて「痺れる」と伝えていたのでかなり不安になりました。その後の場外戦で今度は宮原選手が右脇腹下あたりを痛めてしまってちょっと辛そうな感じになったのにも不安になりました。

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 場外で宮原選手が8カウント目でリングインしようとしたら滑って落ちて、10カウント以内に戻れないという事態が発生しましたが、和田京平レフェリーがカウント10を言うのをやめて無事に試合は続行(笑)。宮原選手らしからぬミスでしたね。

 予想は、世界タッグ諏訪魔・スーパーT組が奪取、三冠は宮原選手の防衛でした。関本・岡林組が大日本プロレスの最侠タッグリーグに出場すること、その間の防衛戦は難しいこと、11月の両国大会にはおそらく日程の都合で関本・岡林組の出場は難しいことから、全日本にベルトを戻すならこのタイミングかなって思っていたんですけどね。全日本も次は王道Tでシングルのトーナメントだし、11月の両国前でもう一回世界タッグ戦を組むのかな。

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 三冠は11月の両国大会のことを考えても、今は宮原選手じゃないとダメでしょう。今後の予定試合とかを眺めていると、王道Tの一回戦での諏訪魔戦には負けそうな気がしますよ(泣)。ということは諏訪魔優勝なのかなー。でも、両国までには時間があるから、10月の旗揚げシリーズのどこかで、王道T優勝者の三冠挑戦となって宮原選手の防衛になるのかな。

 これは妄想ですが、王道Tを優勝した諏訪魔選手の三冠挑戦を退けた宮原選手の前に「本当の王道をこのオレが見せてやる。王道はこのオレだ」とかなんとか言って、なんと曙選手が登場し11月の両国大会で三冠戦が決定(勿論、宮原選手の防衛ですよ)するんじゃないかな、なんて。

 名古屋大会の総括ですが、今回もかなり楽しめました。面白かったです。最後は宮原選手に締めてほしいという希望どおりの展開だったていうこともありますが。次は豊中大会、そして王道Tの二回戦、優勝戦に参戦します。こちらも楽しみです。