悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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WRESTLE-1 12.25 大阪大会

 今年9月の後楽園ホール大会に続いて、2回目の観戦となります。WRESTLE-1としては、この大会が2016年最後の大会です。約一年前、全日本プロレスのすわまちおこし十三大会と同じ会場に来ましたが、まさかこの場所に再び訪れることになるとは。

 会場の雰囲気は、観戦したことのある全日本プロレス大日本プロレスに比べると、かなり落ち着いついてます。観客もおとなしめで、そのせいか熱気はあまり感じられませんが、満足していないということではなく、じっくりゆっくり楽しめたいという感じです。女性度は、全日本プロレス大日本プロレスよりも多いように思います。

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 大会の進行について、ショーアップとかも含め色々と工夫してやっていこうという感じで、それらがWRESTLE-1という団体の色になっています。全日本プロレス大日本プロレスの雰囲気は似ているところがあるなって思いましたが、WRESTLE-1全日本プロレスから分裂したという経緯があるわりには似てるという雰囲気は感じず、ちょっとこじゃれたって印象を持たせたいのか、全日本プロレス大日本プロレスのようなゴツゴツした印象ではなく、スマートな印象を受けました。どちらがいいとか悪いとかっていうことではありませんよ。

 現在のWRESTLE-1は、団体所属やレギュラー参戦のレスラーが、若手軍(NEWERA)とベテラン軍(連合軍)の二つに別れて大きな争いをしています。ただ、どちらのグループも、グループ内(の選手同士)でもきちんと戦いますということで、そういう試合も普通に組まれているため、イマイチそのせいで観客にとってはNEWERA対連合軍という図式の戦いにのめり込めないのかな、とも思います。今回の大会もそういう試合が幾つかあり、二つの大きな団体の戦いがあるっていうのが伝わりにくいんじゃないかのかなーと。

 試合は後半の3試合が白熱してて面白かったです。試合のリズム自体は、全日本プロレス(今のオールジャパンプロレスリングの方ね)や大日本プロレス(のストロング部門)とあまり変わらないんですよね。だから、お互いの団体にレスラーが参戦してもスポっとはまったりするのかなぁと思ったり。

 個人的には第4試合をメインにした方がよかったように思います。WRESTLE-1の最高峰のベルトの王者、次期挑戦者、最強の外様レスラー、昔風な強さを体現する選手が揃ったタッグで、現在のWRESTLE-1のトップ中のトップ同士の戦いですからねー。でも、アンディ選手が地元(尼崎市出身らしい)ということで、アンディ選手が参加する試合がメインへ。こちらの試合もメインに相応しかったんですけどね。

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 新日本プロレスのナウリーダー対ニューリーダーのときの武藤選手のポジションを思わせる、キャリア的にも年齢的にも若手の芦野選手ですが、いい動きをしてますし、強さも感じさせるという、素晴らしい選手です。もうちょっと身長があれば、とも思いますが、ないからこそ今の芦野選手になってるのかなとも思います。そして、彼が従来のユニットからも脱退せずに、そのまま連合軍に加わることで、単なる若手対ベテランの構図にはならなかったということが、今後どう左右していくのか、楽しみでもあります。

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 それから、先ほど観客というか会場には、他のプロレス団体に比べて熱気があまり感じられないといいましたが、レスラーがその空気を読んで、あまり会場に声援とか諸々のもの(コール&レスポンス)を求めるという行為(これまでのプロレスでは普通のことですが)はやめた方がいいのではないかなと思いました。レスラーも、現在の観客の雰囲気を感じ取って、新しいスタイルを提案していく必要があるのではないでしょうか。

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 でね、まぁそんなことよりもね、リングアナの櫻田愛美さんがね、ごっつきゃわゆかったんですよ。試合そっちのけで、彼女ばっかり眺めてましたね。えぇ、仕方がないことです。