悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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マグニフィセント・セブン

正直にネタバレしています。ちょっとdisってるようになってるかも。





 悪くはなかったんだけど、スカっとしなかったし、物足りなく感じました。実際、人物描写は薄いですしね。だからこそ、豪華俳優陣を使って、その弱点を補おうとはしたんだと思うけど。人物描写を濃くすると時間が長くなってしまうし、そうなるとテンポが悪くなるというか、間延びしちゃうかもしれないしで、バランスを取るのは難しいんですけどねー。

 物語は、『七人の侍』や『荒野の七人』の大筋ほぼそのままです。『荒野の七人』より『七人の侍』に話の流れは寄せてるような気がしましたが、記憶は曖昧なので信用しないでください(笑)。いや、どっちかっていうと、特にキャラクターの配置的な面は、ドニーさん主演の『セブンス・ソード』に近いかも(マテ)。

 メインの7人+αの顛末です。役者名横の()内が役名です。

デンゼル・ワシントン(サム・チザム):無敵です。『イコライザー』でのあのキャラみたいなもんだと思ってください。つかさ、その強さなら仲間集めなくてもよかったような気もするよ(爆)。で、やっぱし最後まで生き残ります。町をラスボスから守ろうとした理由は、かつてラスボスに家族を殺され、自分も殺されかけた過去があったからです。

クリス・プラットジョシュ・ファラデー):悪魔の銃(ガトリングガンのことです)をどうにかするために特攻し、ダイナマイトでガトリングガン諸共爆死。マックイーンポジションだと思っていただけに(劇中でもランドル銃を使っていたような)、生き残ると思っていたので、爆死は予想外でした。

イーサン・ホークグッドナイト・ロビショー):イ・ビョンホンと何故かアベックで行動しています。南北戦争の後遺症からか人を銃で撃てなくなっていて、決戦前夜に敵前逃亡してしまいますが、予定調和で戦いの途中で戻ってきます。最後は、教会の屋上の鐘のところでイ・ビョンホンと一緒にガトリングガンの餌食になって、教会の屋上から地面に落下して死亡。スナイパータイプは生き残れないジンクス更新(←ってそんなのあるのかw)。

イ・ビョンホンビリー・ロックス):イーサン・ホークと何故かアベックで行動しています。町民にナイフ使いを教えようとしますが、自分のナイフさばきに一人悦に入ってしまったため、町民に呆れられて去っていかれます。その後、きちんと教えられたのかどうかは不明。教会の屋上の鐘のところでイーサン・ホークと一緒にガトリングガンの餌食になって死亡。ちなみに、イ・ビョンホンは教会の屋上から落下しておりません。

ヴィンセント・ドノフリオジャック・ホーン):敵側のネイティブアメリカンの人にタコられて死亡。

マヌエル・ガルシア=ルルフォ(ヴァスケス):クリス・プラットと似たようなキャラ設定のせいか、クリス・プラットとよく絡みますが、なんだかんだで最後まで生き残ったのにはビックリ。

マーティン・センズメアー(レッド・ハーベスト):ヴィンセント・ドノフリオタコった敵側のネイティブアメリカンを圧倒的な差でやっつけて、生き残ります。

ヘイリー・ベネット(エマ・カレン):旦那の行為は本当にヒーローだったけど、目の前で殺されてしまいます。で、最終的にラスボスをぶっ殺すのはこの人でした。

ルーク・グライムス(テディQ):町の若者で、ヘイリー・ベネットと一緒に町を助けてくれる人を探してるんですが、なんとなく雰囲気イケメンだし、そこそこ活躍するんかなって思ってたら、ラストバトル序盤で負傷したっぽくて、活躍せず。でも、生き残ります。

 もうちょっとメインの7人が逝っちゃってくれた方が盛り上がったのになーって思ったり。意表を突いて、デンゼル・ワシントンがやられちゃうとか、そういう展開がほしかったような気もします。