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悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2016©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

一週間フレンズ。

映画館鑑賞(新作) disってます。 ネタバレ注意!!!

普通にネタバレしています。disってるように見えるかもしれませんが、パンフレットを買うくらいにはお気に入りです。





 山﨑賢人が主人公役で青春モノとくれば、観に行くしかないでしょう。ということで突撃してきました。

 うん、映画としては悪くはなかったと思う。テンポもいいし、サクサク観れるし。青春モノの王道っていう感じでライバルキャラも出てくるし、夏祭りの風景も登場するし(笑)。

 映画のネタバレをしていきましょう。ヒロインは中学生時代に、転校していくことになったライバルキャラに告白されます。それを知った、ライバルキャラが好きだったヒロインの中学時代の同級生女子(親友らしい、笑える)は、クラス内でヒロインをハブるように仕向け、結局、ヒロインは友達ゼロ(元々そんな奴らは友達じゃないけどね)状態に。

 ヒロインはライバルキャラの告白の返事に向かう途中に同級生女子らに遭遇し、そこから逃げようとして交通事故にあってしまい(飛び出しちゃダメ)、事故の後遺症で友達とかの情報(記憶)が一週間も保持されないという症状(解離性健忘症)を抱えてしまいます。ヒロインはその症状によって高校生になっても友達ができず、両親は環境を変えるといいのではと判断し、ヒロインは主人公のいる高校に転校してきたのでした。

 主人公はそんなヒロインとなんとかお近付き、げふんげふん、彼女になってもらおうと、げふんげふん、友達になろうと、担任の教師からヒロインの秘密を聞いても諦めず、交換日記という手法でなんとかヒロインの懐に潜り込む、ち、違う、ヒロインの心の支えになっていくのでした。

 ただ、偶然にもライバルキャラが同じ高校に転入(すぐに戻って来るなら転校するなよって言ってはダメ)してきて、紆余曲折があり、ヒロインはそのライバルキャラを思い出し(主人公の努力の結果なんだけどねw)、主人公の前でそのライバルキャラに会いたいとのたまってしまいます。主人公、大打撃。そのちょっと前までいい雰囲気だったのにね。

 結局、ヒロインは解離性健忘症の症状は改善されないまでも、ライバルキャラのことは思い出したままずっと保持される状態となり、(多分)付き合っちゃいます。勿論、主人公のことは忘却の彼方へ、です。泣ける。

 そして、時が過ぎて卒業式。主人公は卒アルにメッセを書いてもらうようヒロインにお願いします。ヒロインは主人公のことを認識していませんが、仕方なく当たり障りのないメッセを書きます(「卒業おめでとうございます」と書かれてましたねw)。

 ヒロインがライバルキャラと学校から一緒に帰ろうとしているところに、校内で呼び出しが。借りていた本がまだ返されていないということでした。ヒロインは記憶にはないんだけど(ここでヒロインは解離性健忘症という設定を忘れてるだろっていうツッコミはなしねw)、一応図書室に出向きます。そこで、偶然図書室にいた主人公のクラブの後輩が、主人公から返しておいてくれって頼まれていた本のことを思い出し、何故かずっと持っていたその本を返します。その本には主人公がパラパラ漫画で(あ、主人公は漫画同好会の部員ね)ヒロインとの出会いと別れが書かれていたのでした。突然、そのパラパラ漫画で主人公のことを認識するヒロイン。ライバルキャラも主人公のところへ行って来いと男前な発言をします。ヒロインは学校中を探して、やっと校舎の屋上で主人公を発見。主人公に対して、自分は忘れっぽいけど、友達になってくださいと言って、二人が握手して映画は終了です。

 これさ、一見主人公にとってはハッピーエンドかなってなるけどさ、実はバッドエンドだよね。だってさ、記憶が戻るたびにライバルキャラ(元カレになってしまったのだろうかw)のところに行ったり、主人公に寄り添ってきたりするビッチヒロインだよ。マーキングされたっていうか、主人公はキープ君になっただけじゃん。それに、また記憶をなくした月曜日がやってきて、主人公のことを憶えているなんていう保証はないわけで。つかさ、別にヒロインは主人公と友達になっただけであって、彼氏にするつもりなんてないよね、実際(笑)。主人公は彼女になってくれたって思ってそうだけど。そう思うと、余計に主人公はカワイソウダワ。

 こういう映画ってさ、観終わったあとは、爽やかな気分になったり、ほろ苦い気分になったり、甘酸っぱい気持ちを思い出したり、切なさに胸を焦がしたりするもんじゃん。でもこの映画は、観終わったあとの気持ちは胸糞悪いというか。卒業式の卒アルにメッセ書いてたところでさ、綺麗に別れてさようならでよかったじゃん。それなら、ヒロインはビッチ認定されずに済むんだし。原作は未読なので知らないのですが、この結末って原作どおりなんかなー。モヤるわー。