悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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GHOST'S SABBARTH VOL.4 "DEORUM FESTUM" RELEASE PARTY IN NAGOYA

Ghost Cries / THE UNCROWNED / EREBOS / Six Sense / BLASTURGE

 THE UNCROWNEDのライブが見たくて、名古屋の今池3STARに行ってきました。ライブに行こうと決めて暫くしてから、ベースのNaoki氏が今池3STARでのライブを最後に脱退されることが公式サイトでアナウンスされました。ビックリしましたが、こういうのを虫の知らせと言うのかなと思ったりしました。

 ライブはGhost Criesのレコ発ライブとして催されましたが、明らかにTHE UNCROWNEDだけ別枠というか、他のバンドとフィールドが違うなと思いました。どうしてTHE UNCROWNEDがブッキングされたんだろう。ボーカルが女性だからかな???

 ライブ全体で、ギターソロの音が小さいというか細く設定されていたのは、今池3STARというライブハウスでの通常営業だったのだろうか。全体のバランスとしては悪くはなかったんだけど、ギターソロがかなりあるバンドが多かったのに、ギターソロの音だけ小さくて細くて、聴こえてないときもあったし。最初はそれで、ギターソロ下手だなって思ってしまったじゃないですか。ライブハウスのPA側での設定の問題だなってわかったのはTHE UNCROWNEDのときでした。それも、THE UNCROWNEDを知ってるからわかったわけですし。

 当日のトップバッターはBLASTURGEから。ベースの人が可愛かった。ベースプレイはそんなにうまいとは思えなかったけど(失礼)、本当に可愛かった。アイドルでもやっていけるほどの可愛さだった。

 ライブは日本のバンドのダサさを再確認したというか、その場にいる自分が恥ずかしくなったというか。自分達らしさを出すんじゃなくて、誰かさんらしさを追求したいのかわからないけど、それならそれでもっと別の道があるんじゃないな、なんて思ったり。

 次に登場したのはSix Sense。どうやらボーカルが交代してからの初ライブの模様。このボーカルの人も、上から見下すS系の美人さんだった。ただ、全く歌えてなかった。美人だから許されるものの、これではノれない。バンド全体もまとまっていなかったように聴こえたし。でも、ボーカルの人は美人さんだった。これは間違いない。

 ボーカルの美人さんが頻繁に新しい景色を見せたいと仰られていましたが、新しい景色を見せるのも素晴らしいことではありますが、まずは今の風景をきちんと見せる方が大事なんじゃないかなと。

 ここまで2バンドを聴いて、全く自分の好みではなかったというのもあるけど、かなり精神的に疲れたというか。貧乏性なので、目当てのバンド(THE UNCROWNED)だけではなく、出演バンドを全部聴きたいと思ってしまって最初から突撃してしまいましたし、初めて聴くのはライブ会場でと思って、事前に音源等をチェックしなかったというのもありますが、ちょっとこのやり方も次回からは修正が必要かな、と休憩中に考えてたりしました。というか、スマホの電波(ソフバンだよw)が届かないのか圏外になってしまっていて、休憩中にスマホで暇つぶしができなかったんだよ〜〜。泣ける。

 3番目に登場したのは大阪のバンドであるEREBOS。またもやボーカルは女性の方。しかも、ゴソウさんに影響を受けたというか、コピーしてますっていうのが丸わかり。でもうまい。地声との差もキャッチー(地声はきゃわゆいw)。しかも、一番自分好みの顔立ちだった(←アホ)。

 少し前にバンドとしてのライブ活動に終止符を打ったLA界隈のバンドの曲を演奏したのはいいのですが(えっ、そのバンドの曲やるの?っていう意表を突かれました)、歌詞を覚えていないからと紙を見ながら歌うというのは、ちょっとこのバンドの雰囲気にも合っていなかったし、流れを悪く断ち切ったかな、と。この曲を演奏しなくても全体構成としては問題はなかったと思うので、選曲ミスじゃないかなー。でも、ギターが兄弟だった某バンドの某曲をラストの曲に持ってきていたのですが、これは萌えた、じゃなくて燃えた。※財団Jを警戒して、濁す書き方にしています。

 EREBOSは当日出演していたバンドの中で、一番観客を自然に音で、音楽でノせていたバンドだったと思います。そこはかなりうまかったのではないかと。前の二つのバンドでちょっと疲れていた私でしたが、腕挙げたり首振ったりしてましたもんね、自然と。ということで、CD買っちゃいました。

 次はいよいよTHE UNCROWNEDの登場。スーパーベーシストNaoki氏(バンド名を決めた人でもある)の在籍最後のライブ。ということで、EREBOSで興奮していたのか、ステージの最前列、しかもNaoki氏側に陣取ってしまうという愚挙。でも、陣取ってよかった。Naoki氏のスーパープレイを目と耳に焼き付けることができました。しかも、Naoki氏が最後ということからか、前回の大阪でのライブよりもベースの音が前に出ているようなバランスだったし。

 Naoki氏作曲(アルバム唯一)の「TOWARD YOU」もライブで初披露されました。SHALねーさんが少し涙ぐんでしまっていましたが、いやー、あれは泣けますよね。色々な思い出が蘇ったのだと思います。

 MCでは、Takeshi氏から、Naoki氏とは兄弟としてあまり接点はなかったかもしれないというお話が。音楽という共通の趣味での話題はあったけど、日常会話的なことはしてこなかったかもと。兄らしいこともしていなかったなーって。それで、今回一緒にバンドをやるようになって、悪いところも良いところも見えたと。

 Naoki氏は感謝の一言らしいです。素人に毛が生えただけのような自分が、CDも出して、ライブもできて、読者だったBURRN!等の雑誌にもインタビューされて掲載されて、と。話のニュアンスからは、これまでの生活と両立してやっていると思っていたが、現実にはなかなか折り合いが付けられなかった的な印象を受けました。それが脱退の理由というのは公式サイトでも語られていますが、個人的にはこれからも音楽活動は続けていってほしいですし、THE UNCROWNEDへの楽曲提供とかで繋がりは保っていてほしいなって思います。

 また、新しいベースの人もおいおい発表していくということと、ドラムの松崎さんも正式メンバーになるというのではないかもですが、これからもドラマーを勤めていっていただけるようです。つか、正式メンバーに引き込めよ(笑)。

 ライブは終わってほしくはなかったです。終わったときは、勿論ライブはよかったのでそれによる興奮もありますが、切なさみたいなものがごっつ込み上げてきました。

 ライブでも発表されましたが、9月10日(日)、東京の吉祥寺CRESCENDOにて、1st『REVIVE』の完全再現を行うとのこと。 SCHONBERG、Amiliyahが出演し(オープニングアクトはVERATLIA)、THE UNCROWNEDがトリとなります。早速、THE UNCROWNEDのライブ終了後、物販コーナーに立たれた脱退するNaoki氏に9月10日のライブの予約という鬼畜な行為をしてしまった私(笑)。この時期は、某宗教団体(ジークザリとか言ってるけど、ザリガニ教ではないはずだw)の年に一度の集会に参加するため、東京にいる予定ですしね。

 トリはGhost Cries。サポートのキーボードの人が可愛かった。ただ、ギターソロと同じで、キーボードソロも音のバランスが小さかったように思いました。このライブハウスは楽器のソロが嫌いなのか(そんなことはないだろうけど)。それと、終始ベースの人(巨漢)がにこやかに笑顔でプレイしておられるのが印象的でした。

 名古屋まで遠征してしまいましたが、電車で我が家から今池まで2時間くらいあれば行けるんですよね。お金はかかりますけどね(笑)。なんか、遠征という感じでもなかったなー。

BLASTURGE
https://blasturge.wordpress.com/

Six Sense
https://www.facebook.com/SixSense66666

EREBOS
http://artist.aremond.net/erebosxmetal/

THE UNCROWNED
http://uncrownedband.wixsite.com/uncrowned

Ghost Cries
http://ghostcriesmail.wixsite.com/ghostcries