悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

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LOGAN/ローガン

disりながら、さり気なくネタバレしています。





 ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン最後の映画という触れ込みで、予告編からも重く哀切な雰囲気がかなり充満しているのが想像できましたが、本編もそんな感じでした。

 前半は面白かったんだけど、後半はかなり失速してしまい、平凡な映画になってしまったなぁと思いました。無理やりウルヴァリンと教授という、映画のX-MENをこれまで引っ張ってきたメインキャラに退場(死亡)してもらって、新しい世代で頑張りますという宣言をされても、ちょっと付いていけませんよ。

 観終わって暫くして、これって、最終回前の展開とかを全く知らずにいきなり最終回を観てしまったような感覚だよなって思いました。ヒュー・ジャックマンが出ているX-MENの映画は勿論全て観ていますし、全てDVDなりBlu-rayなりを購入しています。まかぽい版のも同様です。なので、これまでの映画での展開を知らないということではありません。でも、そう感じてしまったのです。

 フューチャーパストでもそうでしたが、ウルヴァリンがあまり強くなく活躍しないという点も不満に感じているんだと思います。それは、ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリンなのにという気持ちも強く作用しているのでしょう。

 後半が失速したと感じたところは、ラスボスというか敵側とウルヴァリンの因縁の薄さ(あるにはあるんだけど)とか、なんであの家族(の構成)で安らぎを見出すんだよとか。物語の構築が何をどうしたいのかがハッキリしていないように思えたんです。世界観とかの設定ももっと詰めようよ。

 悪い映画ではないとは思いますが、観たかったのはこんな映画じゃないんだよっていう典型的なものでした。