悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING SUMMER 8.11東京・後楽園ホール大会

 レッスルワンの生観戦も4回目となりました。そのうち、後楽園ホール大会での観戦が2回となります、大阪市民なのに(笑)。今回は、レッスルワンの年間最大ビッグマッチである9.2横浜文化体育館大会前の最後の後楽園ホール大会となりました。

 一番びっくりしたのが、至近距離でCheer1の皆さんを拝見させていただいたのですが、尾崎礼香さんが映像よりも実物の方が数億万倍かわいかったことです。はい、試合内容とは全く関係ない感想ですね、ごめんなさい。

 Cheer1の才木玲佳さんは、プロレスラーとしても大活躍中ですが、本大会においても、一番プロレスラーらしい戦う風貌、雰囲気を纏っていて、既に貫禄もあったように思います。かっこよかったです。一言で言うなら、オーラが凄かったということです。ただ、技を出す迫力やテクニックはまだまだ低いと感じさせられました。ここらへんのバランスが取れてくると、もっと大化けするんじゃないかなと思いました。(←またもや上から目線)

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 大きな動きとしては、WRESTLE-1チャンピオンシップ王者の芦野選手、NEWERAというか稲葉選手を裏切った(笑)児玉選手、Pro-Wrestling ACEの立花選手が「Enfant Terribles」という厨二病全開の名前を付けた新しいチームを結成しました。意味は各自でググってください(恐るべき子供、無思慮な人という意味のようです)。つか、プロレスのユニット名やチーム名って、ダサい、げふんげふん、厨二病全開のものが多いような気がします(←フォローになってないw)。

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 大会自体はかなり面白かったです。試合も品質が高いものが多いと思います。でも、どうして観客動員に結び付かないのだろうかって、一ファンが考えることではないのかもしれませんが、思ってしまったりするのです。本大会で三富選手が試合後に「レッスルワンは矛盾が多過ぎる」という発言をしていたのですが、私もそこが一番の要因ではないかなと思いました。

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 よい試合はしている、大会もゴージャス感があったりして楽しめる、映像配信も頑張っている、と考えたときに、では観客を増やすことにそれらは効果的に動いているのだろうかという考察をしていないように思うのです。取り敢えずやってますレベルで終わっているように思うのです。それぞれクオリティが高くても、それらが混ざり合っておらず、プロレスファンでWRESTLE-1は知ってるけどっていう層までもリーチアウトしていないというか。プロレス村内ですら届いていないのかなと。

 それと、Pro-Wrestling ACEの人達への悪口になってしまいますが、実質、その中で使えるというか、プロレスラーと言えるのって、伊藤選手、タナカ岩石選手、木村花選手くらいだと思うのです。その他の皆さんは、選手というよりもまだ練習生程度の実力だと思います。それが、レッスルワンの事情で選手扱いされ、しかもメインやセミにも絡むという状況は、よい試合を提供していても、彼らが絡む以外はよい試合展開なのになっていう不満を観客が抱いてしまい、結果的に会場への足が遠のくことになっているように思うのです。

 全日本プロレスも、野村選手、青柳選手、ジェイク選手で同じことをしていました。彼ら自身は練習生から出発して選手としてデビューしていたということ、彼らの努力や、ファンのこういう状況だから仕方がないよねっていう気持ちでの見守り感の提供もあって、今ではメインに出ても違和感はあまりなくなりました。レッスルワンもこれを狙っているのかなとも思いますが、Pro-Wrestling ACEの出身者が上記の全日本プロレスのときと比べて人数が多いというのもありますし、練習生からの出発ではなかったという拒否感が観客にあり、その結果、受け入れられない、納得できないという感情になってしまってるんじゃないのかなと思いました。

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 なんか、最後は大会の感想ではなくなってしまいましたが、楽しい空間を作ろうとしていて、それがなんかうまくいかない風景からの脱却を期待しています。次のレッスルワン生観戦は、神戸サンボーホール大会です。