悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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吉野恵悟レフェリー10周年記念&芸能生活15周年記念 大阪大会

 吉野恵悟レフェリー10周年記念&芸能生活15周年記念東名阪ツアーの、大阪府大東市の北条体育館で行われました大会を観戦しました。大会はお昼過ぎからでしたが、台風接近中で大雨の中、乗ってた電車内での夕方以降は運行本数を減らしますというアナウンスで、無事に家まで帰ることができるのかなと、少し不安にかられながらの観戦でした。はい、小心者です。

 今回大会が行われたところは、元々は小学校の体育館であり、吉野レフェリーはその小学校に通っていて、この体育館で卒業式を迎えたということで、今回の記念に相応しい舞台だったと思います。

 第一試合は、織部克己対HEISENBERGのシングル。織部選手は全日本プロレスで見たことはありますが、HEISENBERG選手は初遭遇。HEISENBERG選手は新台湾プロレスの選手で、まだデビューして1年未満で、しかも今までの試合数も十数試合程度らしいのですが、格闘技のスタイルを前面に出す織部選手だったからか、HEISENBERG選手も同様の選手ということで、凄く手が合っていたと思います。二人ともそこそこ大きいので、全日本プロレスに継続参戦してくんないかなーと、全日本プロレスファン(のはずw)としては思っちゃったりして。ジェイク選手とも手が合いそうな気がします、お二人共。

 第二試合は、ツバサ、アルティメット・スパイダー Jr.、タコヤキーダー組対グンソ、ヤス久保田、青木雄基組の、大阪プロレスダブプロレスの戦いのようなタッグマッチ。緩急のある面白い試合でした。場外戦で目の前が戦場になりました。いい体験です。

 第三試合は、ボディガー、三原一晃組対バッファロー、闘魚組のタッグマッチ。我らがボディガーさんは本日も絶好調のようで、実は試合を組み立てております。闘魚選手も新台湾プロレスの選手で、結構大きい選手です。動きもよかったし、この選手も全日本プロレスに来てくれないかなーと思ってみたり。ボディガーさんが連れてきてくんないかなー。

 このあと、プロレス体験教室がちびっ子を対象に、アルティメット・スパイダー Jr.選手とタコヤキーダー選手を講師に迎えて行われました。体験教室終了後、休憩に入ったのですが、そこで避難準備・高齢者等避難開始の緊急速報がスマホに流れてきました。あちこちで緊急警報の音が鳴って、場内は少し騒然になり、もしなかったですが(笑)、場所が体育館ということもあり、安全でしょうということで、大会は続行されました。

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 第四試合は、金本浩二対近野剣心とのシングルマッチ。この両者のシングルマッチを、この場所で観戦することになろうとは。近野選手はWRESTLE-1クルーザーディビジョンの次期挑戦者で(11月5日のWRESTLE-1後楽園ホール大会)、いくら金本選手相手とはいえ負けられないところでしたが、金本選手を攻め込む場面もあったのですが、結果的には掌の上で転がされていたという印象で、近野選手の完敗だったと思います。うーん、WRESTLE-1のファンからしたら、この結果はどう映るんだろうか。せめて、挑戦が終わるまではシングルでは負けてはいけないと思います。

 第五試合は、レイパロマビリーケン・キッド、ダイナマイト野崎組対くいしんぼう仮面、ユン・ガンチョル、菅沼修組の対戦となりました。パロマ選手はやはり素晴らしい。凄く噛み合った試合でした。パロマ選手の恍惚も見れたし(二回も!)、大満足です。それに、大東市マスコットキャラクターゆるキャラ)のダイトンも参戦(というか協力しただけw)したのにはビックリ。ダイトン、かわいいんだよー。

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 大会全体は、会場もアットホームな感じで、しかも熱量もあり、予想外のハードな試合から、予想内の面白い試合まで、全て楽しむことができました。ただ、やはりベクトルが内向き志向な感じなのが気になったというか、リング上や選手だけでなく、観客の中にもそういう空気を感じて、私のような一見の元プロレスファンにはちょっと居心地が悪いと感じてしまった部分もありました。そして、プロレスを観戦してみようかと思った人がいても、実際に会場に足を運ぶまでに幾つかの大きなハードルとして、そういう空気は存在するよなと思いました。それが悪いというわけではないのですが、そういう選択をしているということを、主催者や参加しているレスラー、そして観客も認識はしておかないといけないだろうとは思います。

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 あれ、大満足した大会なのに、なんか締めがごっつdisってるような感じになってるぞ(笑)。いやー、また機会があれば観戦したいと思います。ほんまに。