悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

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ジオストーム

ネタバレ、最高!

 


 「ジオストーム、最高!」と、全日本プロレス宮原健斗選手のように言ってしまいたくなるような映画でした。いやー、面白かったー。こんなに、上映時間中ずっと映画にのめり込んで鑑賞してたって、かなり久しぶりな感覚です。

 観終わったあとに何か残るかって言われたら、残りませんって答えるしかない映画です。ストーリーはありきたりで、人物描写も表面上しか描かれてないし(見た目で判断してねっていうスタイル)、CGを含め細かいところもおいおいってところもあるけど、だからどうした?っていうパワーが凄まじいんですよ。

 これは、俳優やスタッフや撮影時期等の様々な絡みがミラクルな関係で起きた奇跡だと思います。同じ俳優、同じスタッフが集結しても、この映画と同等の興奮を与えるような映画は作れないと思います。

 ジェラルド・バトラーが天才科学者の役、ジム・スタージェスが政府高官の役で兄弟という設定なんですが、誰もが逆だろって思うでしょ(いや、ジェラルド・バトラーに政府高官の役も違うかw)。うん、ただね、それだからいんですよ。この映画は筋肉でできていますっていう宣言なんですよ。脳筋映画ですよっていう雄叫びなんです。エド・ハリスアンディ・ガルシアが出て来た時点で、こいつらのうちどっちかがラスボスというか黒幕だよなって分かるという親切設計(正解はエド・ハリスが黒幕でした)も含めて。勿論、ジェラルド・バトラー脳筋だけではなく、演技力も高いですけどね。

 ジム・スタージェスの、大統領のシークレットサービスに所属している彼女役の人(アビー・コーニッシュ)もごっついいんですわ。もしかして、この人も敵なのかな?と思わせるような雰囲気で、実は当然味方で大活躍ですし。

 ジェラルド・バトラーがトップクレジットで、主人公ではあるんですが(勿論そうなのですが)、どちらかというと、ジム・スタージェスがより主人公っぽい立ち位置でした。ジム・スタージェスポール・マッカートニー顔だと思っていたんですが、ちょっとこの映画では馬面っぽくなってたような。

 世界の異常気象を救うための機械(ダッチボーイという名称w)が故障してパニックになり、それをジェラルド・バトラーが直して世界を救う系の映画だと思っていたんですが、どちらかというとサスペンス要素の方が強い映画でした(故障は実は米国国防長官のエド・ハリスが自分が次期大統領になるために仕掛けたことが起因)。

 と言いながら、みんな大好きロケットランチャーも発射されますし、カーチェイスもあります。ジェラルド・バトラーの宇宙での活躍と、ジム・スタージェスの地上での活躍が交互に映し出されますので、ディザスタームービーというよりも、パニックアクション映画という面が強いと思います。