悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2018©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

きみへの距離、1万キロ

ネタバレ全開で、disりも全開です。

 


 米国から遠隔操作の蜘蛛のようなロボットを使って、北アフリカの油田周辺を監視する会社に勤める主人公。主に夜勤です。そして、彼女にフラれたばっかりで情緒不安定です(彼女の浮気っぽいけど、まだ未練タラタラ)。

 遠隔監視中に、両親に結婚相手(相手は年の離れたおっさん)を決められて憂鬱なヒロインと、その彼氏の会話を盗み聞きして、勝手に応援することに。ヒロイン(と彼氏)を国外脱出するためのお金を送金したりと、経済的援助も惜しみません。必死のアピールもあってか、ヒロインに怪しまれながらも懐に潜り込むことに成功。

 しかし、彼氏は国外脱出のための資金集めに焦り、油田から石油を盗む仕事を引き受けてしまいます。盗んでいるところがバレて、主人公が操作するロボットが向かいますが、そのロボットを破壊しようとする彼氏。彼氏が石油ドロやってる場面で、地面に漏れ落ちる石油のカットを入れていることから死亡フラグ全開なのは分かりましたが、ロボットを破壊しているときに火花が散って漏れていた石油に引火し、やはりというか彼氏も燃えちゃいます。

 主人公はヒロインに彼氏が死んだことを告げ、ヒロインだけでも逃げることを提案。そして、運命の人は一人だけじゃないと切々に訴え、一年後のパリのとある公園で会いたいと持ちかけます。まぁ、主人公が自分の部屋の壁にヒロインを隠し撮りして印刷した紙を貼ったりしているあたりから、あぁ惚れたんだなぁというのは分かりますが、分かりますが唐突です。この映画の冒頭でフラれた元カノに似てるわけでもないし。

 ヒロインは無事に国外脱出し、パリの公園で主人公とあって、二人抱き合ってエンドです。つか、主人公、行ったこともない外国の公園なのに事前に調べてもおらず公園の広さに驚いていたりとか、時間ギリギリに着こうとしたのか乗車中のタクシーが渋滞に巻き込まれて怒ったりと、色々と頭が残念なんですっていう描写があるんですが、これってワザとなんだろうか。

 兎に角、主人公がキモいです。単なるストーカーです。ヒロインはヒロインで、彼氏が死んで悲しんでるかと思いきや、何故か会ったこともない主人公にすぐに乗り換えという、なんじゃこりゃな映画でした。

 ただ、監視用のロボットはいい。言語翻訳機能も優れているし。翻訳の仕方も色々とパターンがあるみたいですし(穏やかにとかノーマルとかだったと思う)。ほしい、このロボットはほしい(笑)。