悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2019©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

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イコライザー2

微妙にネタバレしてるかも。disってるかも。

 

 


 微妙に設定というか、キャラクターの環境を変えてる感じの続編。前作ラストでは、マッコールさんは人助けを全面的に行なっていく姿勢を見せていましたが、今作の表向きの職業はタクシードライバーで、人助けは裏でちょこちょこっとやってる程度となっていました。

 前作以上に、まったりしているというか、淡々とし過ぎてるというか。マッコールさんの日常を描いて、その中に人助けという名の暴力制裁(笑)が挟まれます。

 今回の敵は昔の仕事仲間で、マッコールさんと同じくイコライザーとしての訓練を受けた人なんですが(マッコールさんは隊長だったらしい)、その元仕事仲間の人達との戦いがメインストーリーとして一応ではありますが設定されており、そこにマッコールさんの日常生活と人助けがサブストーリーとして組み込まれているという構成でした。

 淡々と描き過ぎていることで、ちょっと飽きる部分は正直ありますが(アクション映画を求めてる心情ですしね)、デンゼル・ワシントンの演技力と、日常生活の描き方の良さは特筆すべきものだと思います。小津安二郎の映画に(ジャームッシュではなくて)、少し必殺仕事人的なパートが入る、みたいな印象です。初見では物足りないという印象を抱きながらも、何度も観たくなるというスルメ映画なような気もします。

 マッコールさんが、元仕事仲間の人達(相手は4人)と初めて対峙したときの場面で、そこでそのまま戦いにならなかったのは、流石に正面衝突では数で劣り過ぎてマッコールさんが殺られることは確定なので逃げるしかないのかと思っていたんですが、観終わったあとは単にマッコールさんが一人ひとりジワジワやっつけたかっただけのように思いました。

 元仕事仲間の人達は、マッコールさんの本宅がある小さな港町に呼び寄せられるのですが、なんと嵐が来ていて住民は避難中でゴーストタウンの様相を呈していましたが、それがなんとなく西部劇風なテイストになっていました。

 嵐のために、風は強いし、海は荒れてて波は高いしと、元仕事仲間の人達はその環境下で悪戦苦闘します。マッコールさんは平然としているのに。という感じで、元仕事仲間の人達すらも、マッコールさんを前にするとザコです。いや、この体たらくでは元仕事仲間の人達は、前作のニコライさんにも軽く屠られるような気がするくらい、間抜けさ全開です。元仕事仲間の人達は人質すら用意していたというのに。ここはもう少し殺るか殺られるかという殺伐感がほしかったところです。淡々と描き過ぎたからか、ラストバトルまでマッタリとしちゃってたのはマイナス点だと思いました。

 そうそう、前作でも思ったんですが、マッコールさんは一応表向きは車の爆破に巻き込まれて死亡した扱いになっていますが、名前を変えてはいないんですよね。いいのかよ、バレるだろ(笑)。

 次回作は作るのかなー。個人的には観たいけど。