悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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キル・コマンド

ネタバレしてます。disってもいるかな。

 

 


 トンデモ映画だと思って見始めたら、思ったよりもマトモで丁寧に作られていてびっくり。それでも、設定というか、世界観というか、バックグラウンドというか、それが曖昧にしか描かれていないので、その影響からか緊張感に欠けてしまっているのは残念なところでした。

 お話は、ヒロインは半分機械(元々人間で11歳のときに機械を導入したという設定)で、自分の開発している自発型ロボット(S.A.R:学習・分析・再プログラムの略)が、頻繁に再プログラムを繰り返しているので、その原因を探るために、米軍の小隊を訓練だよと騙してモルモットにして(ここは違うかw)現地に赴きますが、敵のロボットの攻撃に自分も巻き込まれてしまいましたというものです。(←ちょっと実際とは違うけど、こんな感じでいいでしょうw)

 ラストもよくある終わり方でした。敵ロボットのボスをなんとか倒したはいいけど、敵ロボットのボスのデータがヒロインにオーバーロードされて、多分、ヒロインは敵ロボットのボスと融合というか乗っ取られたのかな?と観客に思わせて終了です。

 敵側のロボット達のデザインはよかったです。特にボスキャラタイプのロボットがエイリアン(not映画)みたいで、そういう風にみせたいんだよねって気持ちがよく伝わってきました(笑)。そういうのもあってか、SF映画というよりかは、モンスター映画とホラー映画を合わせたような印象でした。

 主人公の大尉の走り方が軍人さんっぽくないというか、普段はあまり走らない人なのかな、なんて思ったり。主人公やヒロインをはじめ、その他の登場キャラクターはみんないいんだけど、それを活かし切れない退場の仕方はもう少し工夫してほしかったところです。屠られ方があっさりし過ぎというか。

 ヒロインが、トム様フォールアウトにも出ていたダブルスパイ?(1作目のラスボスの娘役)の女性と同じ役者さんだったとは見えなかった。これまたびっくり。