悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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宮原健斗選手はこれからどう動くのか

 先日の全日本プロレス10.16大田区体育館大会での三冠戦、王者ジェイク・リー選手対挑戦者宮原健斗選手の一戦は、熱戦の末60分時間切れ引き分けという結果となりました。その試合後のジェイク選手のコメントが、私には宮原選手への惜別の言葉のように聞こえます。

 最初に聞いたときはジェイク選手なりの宮原選手へのエールだと思っていましたが、何度か聞いているうちに、ジェイク選手なりの感謝を込めた言葉で宮原選手を全日本プロレスから送り出そうとしているんじゃないかと思い始めました。そうなるともう宮原選手への別れの言葉にしか聞こえなくなりました。

 去年に三冠を落としてから宮原選手はずっと悩んでいたように思えます。このまま全日本プロレスに留まっていてもいいのか、と。そんな宮原選手を一番理解していたのはジェイク選手であり、だからこそ宮原選手が心残りなく旅立てるようにお膳立てをしようとジェイク選手は劇的に変わることを選択したのかなとも思えたのです。

 思い起こせば、2015年12月の世界最強タッグリーグの最終戦、優勝を決めた宮原健斗諏訪魔組が試合直後に仲間割れし、諏訪魔選手率いるEvolutionの面々に襲われた宮原選手を助けたのがジェイク選手でした。その流れでNEXTREAMを結成、共闘することになります。宮原選手が史上最年少で三冠王者になり全日本プロレスを引っ張っていく様を一番間近で見ることにもなりました。そして、ジェイク選手はいずれは宮原選手の対角線上に立つ選手として、ファンからも団体からも期待されてきました。

「これからの全日本プロレスは俺に任せてくれ」

 今回の三冠戦でジェイク選手はそう宮原選手にずっと語りかけていたのかもしれない。そう思いました。

 宮原選手が今後どう動くのか分かりません。ただ、私の希望としては数年後に、宮原健斗ジェイク・リーのNEXTREAMを全日本プロレスのリング上で再び見たいということだけです。