悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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世界最強タッグリーグ戦とジェイク・リー選手の退団について

 2022年の世界最強タッグリーグ戦は、宮原健斗選手&野村卓矢選手の全日本プロレス大日本プロレスのエースが組んだタッグチームが優勝となりました。エース同士が組むんですから優勝は当然なのかもしれません。

 個人的には、青柳優馬選手&ジェイク・リー選手のタッグチームが優勝すると思っていました。団体生え抜きでトップ選手のこの二人を本格的に組ませてタッグリーグ戦に臨ませるのなら、もう優勝しかないと考えていましたし(そうじゃないと意味がない)、ファンの事前の優勝予想でもトップだったそうです。

 これは単なる下種の勘繰りですが、当初は青柳優馬選手&ジェイク・リー選手のチームを優勝させる予定だったが、ジェイク・リー選手の退団意向により急遽変更したのではないかなと。石川修司選手&サイラス選手を優勝させるとしても年明け最初の後楽園ホール大会での王座戦の絡みもあり難しいわけで、それなら健斗を絡めた方が次の展開がしやすいという判断だったのではないかと。芦野選手の怪我の影響も若干あるかと思います。

 世界最強タッグリーグ戦の優勝決定戦は熱戦でしたし、宮原健斗選手&野村卓矢選手の優勝になんら文句はありません。ただ、健斗への依存度が悪い意味で高まってきているなという、ファンの身勝手な危機意識も正直湧き出ました。だって、健斗は世界最強タッグリーグ戦三連覇ですよ(タッグパートナーは今年は変わりましたが)。ほかに人材はいないのかって思っちゃいますよね。思われちゃいますよね。

 まぁ、安齊勇馬選手も最終の公式戦で自身をスカウトした諏訪魔選手から自身プロ初のピンフォール勝ちを納めましたし(これはそうなると予想してました)、希望がないわけでもないのですが。何気に永田裕志選手&安齊勇馬選手は今回の世界最強タッグリーグ戦において、世界タッグの前王者と現王者を破っているわけか。ふむふむ。

 野村直矢選手が来年1月の大会全てに参加するといったお知らせもあり嬉しいクリスマスプレゼントだと喜んでいたのも束の間、ジェイク・リー選手の退団というニュース。一気に天国から地獄。宮原健斗ジェイク・リー青柳優馬野村直矢の初期NEXTREAMの四人全員がやっとトップ戦線に立ち、これから激闘を繰り広げてくれると思った矢先の退団劇に、心がかなり抉られています。想定していたというか、退団するんだろうなとはぼんやりと思っていましたが、それが現実になると受け止められない自分がいます。

 去年、私は健斗が退団するとばかり思っていました。高みを目指すために。言っては悪いですがジリ貧の老舗団体で頑張ってるだけではどうにもならないのも事実ですし。ジェイク・リー選手はデビューしてすぐに一度退団しており、そこから復帰してのトップ戦線なので、盲目的に彼は全日本プロレスを見捨てない(見捨てるという表現が悪いか)、出ていかないと思っていました。

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https://ryonryon.hatenablog.com/entry/2021/10/20/203517

 これですね。いやー、ジェイク・リー選手の言葉の意味は逆で、全日本プロレス宮原健斗に託したっていう意味になっちゃいましたね。

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 ジェイク・リー選手の他団体、特に新日本プロレスに対しての接近については、全日本プロレスという団体を上げるためだと思っていましたが、自身のみを上げるための行動だったのかと訝しんでる気持ちも出てきて、モヤモヤというか空虚な気持ちが心を支配しています、正直なところ。全日本プロレスは専属フリー契約だろうし、薄給で団体を背負うとかちゃんちゃらおかしいんですけどね、客観的な視線としては。私もジェイク・リー選手と同じ立場なら移籍を選びますよ(移籍というか転職レベルの動きですよね、現実的には)。

 ジェイク・リー選手は新日本に参戦するのかな。日本国内では新日本プロレス以外ではプロレス一本で食べていくことは難しいだろうし。どこに行っても、どの団体に行っても、ジェイク・リーという個性は貫きとおしてほしいと思います。

 で、健斗はジェイク・リー選手の退団について、「あっ、そうなんだ」程度にしか思っていないことは想像に難くない(笑)。

 今は健斗依存なのは仕方がないとして、来年は青柳優馬選手と安齊勇馬選手のダブルユウマをかなり持ち上げないと、3年後には今以上に危なくなると思っています。2016年の時点で健斗の次を用意できなかった(他の選手にも力量が足りなかった)ので、今が厳しいことになっていますし。

 私が全日本プロレスの経営者なら、来年のチャンピオン・カーニバル青柳優馬選手の優勝(昨年に続き二連覇)からの三冠奪取、一度は王座を明け渡すものの王道トーナメント初制覇で三冠王座を再奪還というシナリオを推し進めます。また、GAORA TV王座を活用し安齊勇馬選手を同王座に絡めてシングルの経験と実績を積ませて、2024年の早い段階で三冠王者にします。アジアタッグを絡めてタッグの経験も積んでもらえれば尚よし。

 これくらいしないと健斗依存からの脱却はできないし、健斗自身も頭打ちになってしまうでしょう。

 ジュニアヘビー級は、現世界ジュニアヘビー級王者で今年のJr.BATTLE OF GLORYも優勝した青柳亮生選手と、ライジンHAYATO選手がいればなんとかなります。二人ならなんとかしますよね。佐藤光留選手が少し癖のあるスパイスとして効いてくれればとりま数年は安泰かも。

 えっと、取り止めもない文章となり末筆ですが、宮原健斗選手、野村卓矢選手は世界最強タッグリーグ戦の優勝、青柳亮生選手はJr.BATTLE OF GLORYの優勝、おめでとうございます。

 そして、ジェイク・リー選手。先にも書きましたが、どこに行っても、どの団体に行っても、ジェイク・リーというプロレスラーを刻み込んでいくことを期待していますし、そう信じています。

 最後に本音を。ジェイク・リー選手は全日本プロレスを退団するかもしれないけど、フリーとして毎大会参戦しても誰も文句を言わないですし、お願いです、そうしてください。