悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2017©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

ザ・ウォーク

ネタバレもしてないし、disってもいないというのは、このブログ的には珍しいことです。




 最初に予告編を観たときには、それほど面白くなさそうだなぁということで、観たいとは全く思わなかったのです。でも、評判は良さげだったし、なんとなく観ようかなという気持ちに傾いてきて(ミーハーなんだよw)、スケジュールも合ったので観ちゃいました。勿論、立体で。

 良かったです。観て良かったですよ、これは。映画館で3Dで観て、本当に良かったです。

 3Dの描写は、『天才スピヴェット』に似ているように思いました。特にビルで綱渡りをする場面以外のところが。

 3Dはかなり効果的で、3Dにすればどのように観客に伝わるかということを、最初から考えて作られているように思います。

 また、主人公の生き様というか、行動に注力しており、脇役キャラクターもそんなに描かずという形で展開させるのも、淡々と進むお話に対して相性が良かったように感じられて、個人的にはかなり気に入ったポイントです。

 物語の展開にしてもそうですが、かなりきっちりと的確に、集中と選択を最初の段階から意識して作られていると思います。その部分が、人によっては面白みがない、爆発力がない、と感じられるかもしれません。

 3Dは、ビルの綱渡りの場面は3Dにしないと迫力がないだろ、っていうところから3Dにしたんだと思うのです。でも、それまでの場面は3Dの効果がなかったよね、っていう昨今の3D映画みたいにはならず、どうせ3Dにするなら、全体的に3Dで良かったよねって思われるような作り方になっているのは、喜ばしい限りです。

 3D映画に酔っちゃう人、高所恐怖症の人には、この映画は地獄だと思います。それほど、効果があります。

 JGLの演技も素晴らしいし、ヒロインの人(ローズ・バーンだとばっかり思ってました)も含め、脇役もそれほど描かれてはいませんが、なかなか魅力的な役者を揃えて演出し撮影したなと思いました。