悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2024©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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崖っぷちの男

ネタバレしまくってます。




似たような状況の映画は少し前にも観たのですが、今はそれが流行ってるんだろうか(違)。前に観た映画は、最後の最後であ〜あぁってなってしまったんですが、この映画は最後まで突っ走り切りました。いやー、面白かったです〜〜。

話は単純なんだけど、かなりハラハラドキドキしたというか、あんましド派手な描写ってないのに、凄く観客を引き込むのが上手い映画だよなぁーって思いました。

役者もみんなキャラ立ってるし、ええ味出てるなぁーっていうのも、画面に釘付けになった要因かもしれません。

映画は、サム・ワーシントンと、その弟アベックの二つの行動を軸に展開していきます。サム・ワーシントンは元刑事で、宝石窃盗の罪で二年間服役中だったのですが、もうすぐ父親がなくなるということで、元コンビの刑事の計らいもあって、父親の葬儀に参加します。隙をついて脱走し、見晴らしのいいホテルのビルのへりに立って、飛び降り自殺しようとします。

実は、サム・ワーシントンは警察内部の内務調査に絡んだ件で罠に嵌められており、無罪を証明する為に囮となって衆目を集め、その間に弟カップルが盗まれたはずの宝石を奪還するという作戦だったのでした。

弟カップルの部分のコメディタッチはちょっとウザかったですけどね……。

ラスボス役のエド・ハリスがねー、もう、もろ権力欲にまみれた悪役って感じでよかったっすね。憎たらしかったです。

最後、サム・ワーシントンがビルからダイブしたら、実はターミネーターだったっていうオチは興奮しまくりました(嘘)。