悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2020©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

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全日本プロレス観戦(横浜・東京・大阪)

 全国各地で全日本プロレスを観戦してきましたよ。

 まずは、9月10日(土)に行われた横浜ラジアントホール大会から。またこの会場に来るとは思ってもいませんでした。両国大会後、王道トーナメント前の大会として、位置付けは少し微妙ではありますが、「YOKOHAMA TWILIGHT BLUES」と名付けられたのに現されるように、通常のシリーズとは少し差別化した全日本プロレスを見せるという主旨での大会だったと思います。

 前半三試合がシングル、後半三試合がタッグの試合と分けられた大会でしたが、どの試合にも、全日本プロレスのキャッチフレーズである「明るく、激しく、楽しい」プロレスの味が染み込んでおり、素晴らしい大会になったと思います。客入りについては、前回観戦(1年前)よりもちょっと少ないよなとは思いましたが、私の中では横浜ラジアントホール大会はクオリティが高くなる大会というイメージが定着してきています。

 特によかったのが、WRESTLE-1 CRUISER DIVISIONの王者である吉岡世起選手と中島洋平選手のシングルでした。吉岡選手はクルーザーの王者になったばかりで他団体の選手には負けられないし、中島選手は自団体の興行で無様な試合は見せられないということで、お互いの意地をぶつけた好勝負となりました。中島選手はこういう戦い方ができるんだから、普段の試合でもこういう面をどんどんと出していってほしい。社長が許さないのかもしれないけど。

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 両国大会で世界ジュニアのベルトを落としてしまったTAJIRI選手と、重鎮の渕正信選手のシングルも、予想以上に(失礼)盛り上がった試合となりました。そんなにお互い技を出し合ったり、大きく動きあったりしていないのに、展開は盛り沢山で、こういう試合があるから大会に幅が出て、他の試合も引き立つのかなと思いました。

 大会の締めは宮原健斗ショー改めNEXTREAMショーで。野村選手と青柳選手が楽しみながら、宮原選手のパフォーマンスに乗っかってるっていう感じで、微笑ましくなりました。こういう笑顔で観客に帰ってもらうという試みは、プロレスではマニアが受け入れなかったりして難しいかもしれませんが、個人的にはどんどんと続けていってほしいところです。

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 続いては、9月12日(月)に行われた後楽園ホール大会を。この大会から王道トーナメントが開幕ということで、まずは出場選手による入場セレモニーが行われましたが、ジョー・ドーリングはボイコット。不穏を匂わせます。

 王道トーナメント一回戦各試合が注目なのは勿論のこと、諏訪魔青木篤志組VSジョー・ドーリング&佐藤光留組の現エボ軍対元エボ軍の対決も、大きな注目を集めていたかと思います。その試合は、ゴング開始前の諏訪魔選手への奇襲攻撃からジョー・ドーリング選手が一人で暴れて、さらにパートナーである佐藤選手をも攻撃し、4分足らずで青木選手を料理して終了。ジョー・ドーリング選手のイライラというか、大きな不満の発散を目の当たりにしました。迫力ありました。

 王道トーナメントというか全日本プロレスに初参戦となるヨシタツ選手は、試合巧者であるTAJIRI選手と激突。WWEから復帰後の新日本プロレスでの試合でしかヨシタツ選手は知りませんが、今回はTAJIRI選手がうまく引っ張ったなという印象。体は大きいだけに、相手選手が引っ張れる力量があると、全日本プロレスでは映えるかもしれません。

 ゼウス選手と崔選手の戦いは、一年前の横浜ラジアントホール大会での激闘が凄まじかったし(あの試合でゼウス選手は大きく株を上げたと思います)、前日の公開記者会見でも一触即発な状態となっていたりと、お互いに好敵手、手が合う相手と認識している同士でもあり、ファンの期待値もかなり上に置かれていたと思いますが、それを裏切ることのない好勝負を見せてくれました。この二人でしか見せることのできない試合だったと思います。

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 メインは宮原選手とKAI選手のシングルマッチ。今年のチャンカンでも戦っていますが、この二人も手が合う者同士の対戦で、メインに相応しい、三冠戦だと言ってもいいくらいのクオリティの高さでした。結果的にKAI選手は宮原選手に連敗してしまいましたが、今後の逆襲に期待したいです。もっと自由になっていいんだよとKAI選手には伝えたい(笑)。つか、雁之助クラッチ全日本プロレスでも解禁してくれよー。

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 大会の締めは勿論、全日本プロレスのエースであり顔である、三冠王者の宮原選手でした。私はこのパフォーマンスが見たいんだよ。これで、笑顔で帰れるし、また観戦したいと思うんですよ。

 最後は地元大阪エディオンアリーナ第二競技場での大会を。王道T二回戦二試合と、世界ジュニアの防衛戦が組まれた大会となりました。席(列)がこれまでよりも間引きされていたりして、後楽園ホール以外の集客には実は苦戦してるんじゃないのかな。横浜もほぼ満員とはいえ、席数は以前観戦したときよりも少なかったですし。

 それと、9.16北本大会でもそうだったらしいのですが、大会半ばでの休憩がなかったのです。台風の影響とかで観客に配慮した結果(帰りの交通手段の早めの確保?)なのかもしれませんが、それならそうできちんとアナウンスした方がよいと思います。試合時間が短いものもあり、手抜きだと思われてしまいます。そういう意味では全日本プロレスはきちんと観客の方を見るということがまだ不得意な団体なのかもしれません。厳しいことを書きますが、今までそうやって運営してきて、倒産寸前まで追い込まれたりしたでしょうに(前の運営会社は休眠状態みたいだし)。

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 大会は休憩時間がなかったこともあり、約2時間6分程度で終了しました(そのうち、宮原健斗ショーは10分くらいだw)。ただ、確かに短い試合もありましたが、どの試合も面白かったですし、セミファイナルのゼウス対石川修司、メインの宮原健斗ヨシタツはかなりの熱闘、好勝負でした。

 OKDこと岡田選手の気迫も素晴らしかったです。まだ、それがきちんと色々なものに連動していないもどかしさはありますが、存在感は既に十分で、しかもまだ新人ですからね。長い目で彼の成長を見れると思うと、楽しみで仕方がありません。

 ウルティモ・ドラゴン選手とビリーケン・キッド選手の世界ジュニア戦は、どうも二人の相性が悪いのか、噛み合っていない、なんとも乗り切れない試合でした。悪くもないんだけど、よくもないというか、二人ならもっと素晴らしい試合ができたんじゃないのかなって思ってしまいました。

 セミのゼウス選手と石川選手は、シングルは初対決なのかな。二人とも真正面からぶつかる激闘で、ゼウス選手はこういう試合をさせると凄く光る素晴らしい選手になったと思います。試合後、勝者の石川選手がゼウス選手に握手を求めましたが、ゼウス選手はその石川選手の右手を叩いて退場。諏訪魔選手は石川選手に握手を要求してフラれ、石川選手はゼウス選手にフラれと、三角関係が出来上がってしまった模様(違うw)。

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 メインは、ワールドフェイマスのヨシタツ選手を、宮原選手がどう活かすのかというのがポイントでしたが、ヨシタツ選手をきっちりと持ち上げ、その上で勝利するという、エースとしての試合を見せ付けられました。ヨシタツ選手は、この調子ならこのまま継続して全日本プロレスに参戦してみるのも面白いと思います。以外と合ってるんじゃないのかなー。

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 大阪大会も勿論、宮原健斗リサイタルショーで幕を閉じたのは言うまでもないでしょう(笑)。

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