悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2017©りょんりょん) ※映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。

私の少女時代-OUR TIMES-

こんなに心にググってきた映画は久し振りです。でも、ちょっとdisってしまっているのはご愛嬌ということで。



 全くのノーマーク映画でした。シネマート心斎橋で『俺たち文化系プロレスDDT』を観ようと思って上映時間を確認しようとしたときに、この映画のタイトルが目に入ってきました。少し気になって概要を読んでみると、同じ台湾製作の『あの頃、君を追いかけた』に続いての胸キュン映画とのこと。『あの頃、君を追いかけた』はとんでもなく素敵な映画だったので、それならDDTの映画のついでに観ようかなと思ったのでした。

 最初の方は、主人公のかなりのイタさで、これは自分には合わない映画だな、早く終わってくんないかなってことしか考えていませんでした。ただ、主人公二人の交流が本格化し始めた頃から、どんどんと映画の世界に引き込まれていきました。終盤の畳み掛けには、マジで涙腺決壊寸前まで追い詰められました(笑)。

 映画の内容としてはよくあるもので、主人公は実はちょっとかわいい系で、もう一人の主人公は過去に起きた悲劇で今は不良になってるけど、実は頭はよくて優しくて背が高くてイケメンという設定です(オマケに喧嘩も強い)。主人公が思いを寄せる相手も、実はもう一人の主人公の中学生時代の同級生で友人で、なんだかんだいって芯がある男という、これまたよくある設定。

 それで主人公同士は実はお互い好き同士なのに(そうなったのに)、そこだけはお互いに気付かない(途中から気付いていたとは思うけど)という、これがないと物語が作れないだろっていう設定もきちんと踏襲されております(笑)。

 主人公はアンディ・ラウの大ファンなのですが、アンディ・ラウ自身も登場してきます。っていうか、この映画のプロデューサーだったよ、アンディ・ラウ

 この映画の不満としては、主人公二人の現在の容姿なんですよね。似ていない。面影がない。演じた役者がダメってことじゃなくて、大事なラストの場面なんだから、もっと似た人を連れてこないとっていう意味です。

 主人公自体は、映画の冒頭で高校生時代ではない現在の容姿で出てきて、高校生時代になったときに似てないよなって思う程度だったんです、まだね。もう一人の主人公の方がね、全くの別人じゃんかって思う人選で、演出上の都合から画面上にででーんと登場するのですが、誰こいつ?状態なんですよね。主人公同士が20年近く振りくらいに再会するラストの場面なのに、折角の感動を返せよって思ってしまったことを告白します。

 この映画の一番のポイントは、似ていないアンディ・ラウのマスコットキーホルダーですよ(マジ)。