悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

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コーマン帝国

映画製作者のロジャー・コーマンを題材としたドキュメンタリー映画です。いやー、懐かしい映像がいっぱい出てきましたよ。っていうことは、かなり僕もロジャー・コーマンが関わった映画を観てきたんだなぁって、少しノスタルジックな気持ちになりました。実は、家に幾つか彼が関わった映画のDVDが何本かありますし。

この映画を観ていて、実は、ロジャー・コーマンが製作してきた映画って、傑作ばっかりだったんじゃないのかって錯覚しかけました。危ない危ない(笑)。

ロジャー・コーマンという名前は知っていても、実際にどんな人かというか、容姿すら知らなかったのですが、温厚そうな方で(劇中の誰かもそう語っています)、外見からはあんな映画を大量に作っていた人には見えませんでした。

制作時の風景もあったのですが、いかにコストパフォーマンスを重視しているのかがわかって、映画製作をビジネスとして成立させる手腕が大量製作に繋がったのかなぁと、ぼんやりと思いました。

劇中でもありますが、彼が作る映画(=商品)と、芸術としての映画(=作品)が、彼の中では明確に線引きがされているんじゃないかなぁ。

ちょっと残念というか悲しかったのは、アカデミー賞の功労賞を受賞するんですが、やっぱり権威が欲しいのねってところです。それは、自分がやってきたことに対しての、他者の評価として素直に嬉しい気持ちっていうのはわかるんですけどね……。

あれ、この映画を観て感動したのに、最後にまたdisってるじゃん、ボク……。