※かなりdisってます。ネタバレもかましてます。
予告編を観てゾクゾクってしたんですけどね……。日本版の予告編は詐欺に近いですよ。人間狩り軍団と戦う男と、巻き込まれた女を描くスリル溢れる映画かと思っていたのに。
人間狩り軍団が主人公を襲うのは中盤の終わり頃からで、それまではダラダラと主人公や人間狩り軍団の日常を描写してるだけです。
一番ムカツクのは、この映画を作った人達が、多分、俺達は凄い映画を作ったぜっていう間違った認識が画面に充満していることです。いや、凄くないですからね。かなりの駄作ですよ。
一応、人物描写を頑張って、それらが最後の人間狩り軍団対主人公に繋がるっていう展開自体の発想は悪くはないんですが、その人物描写方法や性格、動機とかがあまりにもステレオタイプなんですよね。
最初にも書いたように、それがダラダラと続くだけやから、もう退屈で退屈で、やっと人間狩り軍団対主人公となっても、これまた退屈な戦いなので、終始退屈なまま終わるんですよね……。
主人公の元軍人という設定も活かしきれてないし。分析が得意という設定なのに、行動があほ過ぎるし。
ヒロインポジションの女性も、巻き込まれるのは最後の最後だしね。つか、そこからの展開を膨らませろよなぁ。
人間狩り軍団の数の減らし方も、自滅で大半を減らすという頭の悪さ丸出しの方法を選択してるし。そいつらをどうやって倒すかを膨らませろよなぁ。
ラスボス扱いの主人公が勤務する警察署の署長さんの使えなさ振りはいいとしても、これまた自滅エンドという、主人公がいる意味あんの?っていう終わらせ方やし。
あかん、もうdisることしか出来へんので、やめよう。観ない方がいいです。