悲しみの果てに、死者の群れをお願いします。

演歌・オブ・ザ・デッド 公式サイト(2005-2026©りょんりょん) ※(主に)映画感想dis blogです。かなりdisってるので、不快になられた方にはお詫び致します。ごめんなさい。

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グラン・ブルー 完全版 4K

ネタバレしていますし、かなりdisっています。ファンの皆様、ごめんなさい。

シネマート新宿にて鑑賞

 公開当時、本国フランスではかなりの大ヒット。日本でも興行収入がどれくらいなのかは知りませんが、かなりの話題となっていた本作()。お恥ずかしながらこれまで鑑賞したことがなく、今回4K完全版で公開されるということで浮足立ちながら観に行ってきました。

ウィキペディアによると日本では公開当時は人気がなく、ビデオ化されたことで人気が出たそう。そうそう当時のタイトルは『グレート・ブルー』でしたね。

 名作とも言われる本作。リュック・ベッソン監督の代表作とも言われる本作。正直に言うとつまらなかったです。何がどう面白いのか、素晴らしいのか、全く分かりませんでした。

 映画館の問題なのかもしれませんが、4Kにする意味あったの?ってくらいに映像が美しいわけでもなく、シャープなわけでもなく。

 メイン登場人物三人の仲良さそうというイメージはよかったし、ほのぼのとしていたものの(三人で海にイルカを持って行く場面はよかった)、三人の関係性を深く描くでもなく、かといって個性的過ぎたのか物語の背景としても収まってくれずな感じで、中途半端というか、映画が何処に向かおうとしているのかさっぱり分かりませんでした。

 まぁ、ジャン・レノ演じるエンゾはいい奴だったなと。ジャックは不思議ちゃん系で、ジョアンナはステレオタイプなキャリア女子っていう描き方ではなかったけど、ジャックとは違う意味で掴みどころがなかったような。

<ここからネタバレあらすじ>

 ジャックは少年時代に潜水漁業(なのかな)を営む父を、仕事中のトラブルで目の前で亡くすという経験をする。

 それから23年後、ジャックはペルーである博士の実験に参加していた。そこに保険調査員のジョアンナが仕事で訪れ、二人は出会うことに。お互いに一目惚れ。多分。

 素潜りの世界記録を持つエンゾは、少年時代にギリシャの海辺で一緒に育ったジャックにも素潜り大会の参加を要望する。

 ジャックが大会に参加することを知ったジョアンナは、大会開催地のイタリアへ。そこで、エンゾも含めた三人で仲良くなり、エンゾの後押しもあってジャックとジョアンナは恋人同士になるが、ジョアンナはニューヨークへと戻ってしまう。

 ジョアンナはイタリアへ仕事と偽って行ったことが上司にバレてクビに。そして、ジャックの元へと押し掛ける。

 ある大会でジャックはとんでもない記録を出して優勝する。次の大会にてエンゾはジャックの記録を塗り替えようと競技に挑む直前、博士がジャックの記録は人間の限界レベルであると主張したことから大会は中止になるも、エンゾは大会中止の声も聞かずに記録に挑戦するため競技を開始するが失敗。そのことで命を落としてしまう。

 エンゾは死の間際、ジャックに抱えられたときに、ジャックが言っていたことが分かった、海のよさが分かったと言い、ジャックに海に沈めてほしいと頼む。ジャックはエンゾの頼みを聞き入れ、エンゾを海底深くに連れて行くが、自身も限界以上に潜ってしまっていたために死にかけてしまう。

 そのときジャックは、自分が海と一体化しているような感覚を得ていた。これこそが自分の居場所であると。

 その頃博士らは必死に心臓マッサージをしてジャックを蘇生させていた。ジャックとしては、ナニ邪魔をしてんねんということになるのであったが……。

 その日の夜、ジャックは目と耳から血を流しながらも再び海に潜ろうとする。ジョアンナは妊娠していることを告げてジャックを引き留めようとするが、ジャックの意思は固く、最後には本心ではないけれども「行ってこい」と告げる。

 ジャックは海に深く潜る。イルカがジャックを迎えに来る。ジャックはイルカと共に海の更に暗く深い深い中へと泳いで行く。というところで映画は終了です。

<ここまでネタバレあらすじ>

 ジャックもエンゾも海の魔物に連れ去られて行ったのか、それとも……。ジャックはイルカと会話できてそうだったので、もしかしてそっち系のお話だったのか……。ある意味、お伽噺ではあったのかな。

 日本の素潜りチームは何だったんだろうか。あれは日本ヘイトからなのか、それとも主人公ジャックの元ネタとなった故ジャック・マイヨール氏(主人公と名前は一緒ですが、名前と潜水士ということを流用したくらいですかね)が佐賀県唐津市の海でイルカと戯れた幼少時代があったことへのオマージュなのだろうか。まさか、なんちゃって日本がぶち込まれているとは知らなかったので、一人ほくそ笑んでしまいました。

 エンゾの母親が作るスパゲッティはおいしそうだった。イタリアの海辺のレストランの海の幸のスパゲッティもおいしそうだった。

 ジャン・レノがこれから30年後くらいに日本でドラえもんにさせられる意味が分かるという意味では貴重な映画ではあります(笑)。潜水ゴーグルを着用したジャン・レノは本当にドラえもんっぽい。

 俳優のトップクレジットはジョアンナ役のロザンナ・アークエットですが、ヒロインポジションはジャン・レノで、主人公はジャック・マイヨール役のジャン=マルク・バールです。が、まぁ、それぞれのキャラを立たせるというよりかは群像劇に近いような演出だったとは思います。

 ロザンナ・アークエットの声ってアフレコか吹き替えなのかな。リップシンクがかなりズレていたように見えました。

 と、まぁ散々disってきましたが、本作の雰囲気にハマる人の気持ちもなんとなく分かるような気がするようなしないようなで、カルト的な人気が出るのはなんとなく頷けます。私には合わなかったということでdisりまくっていますがご容赦ください。